文化・学術団体、経済団体、NPO、京都府等で構成される、「京都文化ベンチャーコンペティション実行委員会」が主催の、京都文化ベンチャーコンペティションの最終審査が3/1にルビノ京都堀川で行われました。
そこで、漆塗り家庭祭壇の生みの親「松田恭幸氏」が最優秀賞(知事賞、他各賞)を受賞されました。
なんでも、現代の建築に伝統的な漆塗りを取り入れたビジネスモデルという内容だそうで、実際に住まわれている現代建築に取り入れた、全面漆塗りの引き戸を例にしたとのこと。
わたしもその漆塗りの戸のある住まいは何度も伺った事があり、家全体はとても近代的な建築ですが、その漆塗りのひき戸の向こう側は和室となっていて、でも洋室から見てもなんの違和感も無く、それでいて存在感があり、とても素敵です。
具体的にはどんな賞を受賞されたのか、細々聞けていません。
今後、その団体からどんな支援を受けられるのかとか、どんな風になっていくのか、期待と不安が入り交じった状態です。(わたしが舞い上がってどうする!?)
とにかく切実に、
伝統工芸を廃れさせないための小さな芽を、誰からもつぶされないように、また大きく育っていけるように、できる限り応援し、理解してもらいたいと思います。
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