2009年12月アーカイブ

昨晩、しげさんよりゲタエビをいただきました。

ネットで調べてみましたが、どうやらセミエビらしいです(?)。

このゲタエビは伊勢エビより美味しいらしく、しげさん曰く一生に1回食べれるか食べれへんかとの事。

ほとんど市場に流通してないからだそうです。

お刺身でいただきましたが、伊勢エビのようにおおざっぱな味ではなく、さっぱりと甘く、すこしさくっとした感じで美味しかったです。

えびの他、カワハギもいただきました。

カワハギのキモはとろけるようで最高に美味しかったです。


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ちょうど親戚のおばさんといとこと義妹が来てたので、これらのお刺身でちょっとした宴会となりました。
我が家の忘年会ということで、普段は飲まないお酒も1合ほどいただきました。

そして、もともと義妹と約束していたのですが、いとこの彼氏にもらった韓国のお土産のキムチを使った、義妹の特製キムチ鍋にゲタエビの殻とカワハギの頭を入れ、2部が始まりました。
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こちらも煮干しがたっぷり入った出汁に、えびとカワハギのエキスがしみ出して最高の味になりました。

今日のお昼はこの鍋の残ったスープに麺を入れていただきましたが、極上の味でした。

まだ正月も迎えてないのにとても贅沢な忘年会ができました。

しげさん、ありがとうございます!
また大勢で飲みに押し掛けます!

実は、もう1ヶ月も走っていません。

走ろうと外に出てみたものの、足が急に痛くなりそれ以来、
なんとなく走っていません。

最近はもっぱらインドアで、
読書にはまっています。

もともと好きだったんですけど、ずっとずっと忙しく、
結婚後は寝る前になかなか読む事もできなかったのですが、
娘の手もすこし離れ、合間に読める様になりました。

実家にあった、大沢逸見さんの「 お母さん、ごめんね。」という本を
何となく読んでたら、読書熱が再燃しました。

この本は、華やかな表舞台からは想像できない、
母親の病気との戦いと介護の手記です。

近年、祖母が無くなった時の事を思い出し、
病院に対しての気持ちはとても共感できるものがあります。

1冊読み出すと止まらないので、
最初Amazonで新書を買っていましたが、
今ではBookOffにお世話になっており、
それでも足りないので、
次回からは図書館へ行こうと思っています。

熱しやすく冷めやすいタイプなので、
そのうち、ブームは終わると思います。

私は、本来はSF小説が好きです。
特に翻訳物が好きです。
星新一や、スティーブンキングなど。
その他、岡嶋二人。
SF小説以外にもなんでも読みます。


工芸品などの漆製品全体の需要は明らかに減っている。
日本人自体が日本の良いものを使わなくなって来ている。

多くの職人は、新たな販路の開拓などは職人のする事ではない。
これまで培って来たものを大切に守って行くだけだ。
そう思っている場合がある。

松田氏が今これから手がけて行こうとしている「建材への漆の活用」は、
そんな職人の人たちにはなかなか理解しがたいものである。

「大事な漆をペンキなどの塗料と同じ様に扱うなんて!」と怒り心頭である。

ちょっと待ってほしい。
昔から、今も日本では社寺仏閣に見られる様に、たとえば鳥居の朱塗りや、お寺の床や壁なども漆で塗られている。昔から漆は建材にも施されていたのだ。

漆には、ブドウ球菌を死滅させるような殺菌効果もある。防水効果や防腐効果もあり、天然塗料では誰にも負けないスーパーマン(死語?)だ。

日本人が忘れかけている日本のすばらしい「漆」を再認識してもらう為にも、
周囲の反発をうけたり風当たりの強い中、あえて率先して走り回っている。
また、伝統を守る為にはそれを担っている職人たちの食いぶちをも確保して行かなければいけない。
需要が減って来ている中、新しい販路を見つけることは必須だと思う。

幸い欧米かぶれしていた日本人が最近少しは和風を見直している傾向があるので、このままもっと日本を大切にする気持ちが育って行くといいなと思う。

漆製品を生み出す為には、単に漆を塗る職人だけではなく、下地を整える職人、または、その職人が使う道具を作る職人もいる。
全ての職人が日本の伝統を後世に伝えて行ける様に最低限の需要を生み出せる様な世の中にできればしたい。

時間がかかるかもしれない。

でも、できれば暖かく見守り応援してほしい。

お願いします。

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松田氏の「松田 漆企画

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