(※注意:無駄に長いです。)
100kmへの挑戦。
無謀にも思えたチャレンジでしたが、
この大会を逃すと次は秋まで何もない。
やるしかない!
そう思ってエントリーしたのでした。
最初は70kmにエントリーする予定でしたが、
思いのほか追加エントリーがすぐ閉め切られ、
深く考えずに100kmの方にエントリー。
アーリーにするか通常にするか、これも深く考えずに始発時間で間に合う
通常スタートにエントリー。
アーリーだと1時間早くスタートできますが。
スタート6:30。
会場到着は6:20。
滑り込みスタートの為、前日に受付を済ませました。
雨がひどいらしい。
寒いかも?
長袖を用意していたけど、着てみたら暑かったので
あわてて半袖を出し、ゼッケンを付け替える。
いつも通り食パンを食べ、
駅まで旦那様に送ってもらう。
幸いトイレに行く時間もあり、素早く済ませる。
予定通り始発に乗り約1時間で現地へ。
駅には6:10分につき、
スタート会場まで走る。
ウォーミングアップ!
もうゼッケン付のウエア着用済みなので、
余計なものを脱ぐだけ。
ウエストには雨合羽もくくりつけてある。
麦わら帽にビーチサンダル。
テーマはリゾート気分か?
帽子は散々悩んだけど、ほかにろくな帽子が無いし、
麦わら帽だったら遠くからでも見つけてもらいやすいので(笑)
スタート直前、まるやまさんたちに合流できました。
10キロ手前で裸足になりました。
中の島公園通過した辺りでころんで左ひじから
すこし血をにじましてた男の人とお話ししながら
しばらく気持ちのいいペースで走る。
10キロ超えた辺りの毛馬水門できったんがお出迎え!
うれしい〜♪
気持ちいい路面もほんのつかの間、毛馬の橋の半分あたりで
ビーサン装着。
ここで、Aさんにばったり出会う!
出るかも..とは聞いてましたが、
私が出るとも言ってなかったのに、
すぐ気がついてもらえました。
どうして私ってわかったのかしらん??
変な出で立ちだからじーーと見られたのかも?
(Aさんは私が走るきっかけをつくってくださったお取引先の方です)
もう一度きったんと彼女さんとおはなに会い、先へ進む。
最初の20kmぐらいはペースがあがりました。
人に聞くとキロ7分弱という事でした。
予定より早すぎる。
でも遅いと間に合わないかもしれない...
まあわからんけど、38kmでDNFは笑えないので、行けるとこまでこのペースで。
30キロ手前で一瞬精神的に下降気味になりました。
なんでこんなしんどい大会にでたんやろ?
丹後とか、やめとこかな..。
たぶん、この辺りで村本みのるさんに遭遇。
私の変な出で立ちに一瞬顏が(!)となるのが見えました。
村本さん!と声をかけて握手しました。
村本さんは先日5000の新記録を出したそうで...
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w70 5000m 22:33.98 村本みのる (大阪) アジア新
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すっかり元気が戻りました。
このあたりでしたか、突然大雨が...
バケツをひっくり返した様な大雨がやってきました。
エイドにたどり着き、合羽を羽織ろうと思ったのですが、
エイドのテントにたまった水がドリフのコントの様に私に降り掛かりました。
一瞬でずぶぬれに。
もう笑うしか無い。
でも意味ありませんでした。
どうせ、ひどい豪雨で全身ずぶぬれになりました。
顏にも容赦なく雨がかかります。
風も強いので麦わら帽が飛ばされそうになるのを
必死で抑え、顏の雨を拭い、こんなんで走りつづけるんやろか?と疑問に思いつつ。
せっかく15分ぐらいかけて綺麗に化粧して来たのに
顏に水をかけられる様だったので、全部落ちてしまいました。
そんな土砂降りの中、たもんさんが傘をさして立っていました。
すごい!感動。
雨がキツすぎて笑えました。
そして38km11:20分の第一関門を11:10分に通過。
やった〜いい感じ!
今回は同じコースを4回とおるので、
何回かtwitter&jognoteメンバーにすれ違います。
だから、歩いたりできない。
なんどもタッチして面白かったです。
50kmまでは走れるんやから、最低それをちょっとでも超えよう!
そう思って走り続けました。
遅いですが、一応走ってます。
エイドは約5km毎にあります。
エイド毎に名物の補給食があります。
つぎのエイドを目指しているうちに、56km地点に。
ひとまず内緒の目標達成。
人生最長距離更新〜!
エイド付近で疲労骨折をおして参加のガネさんに遭遇。
そんな身体で出走するとは...ウルトラびっくり人間?
エイドでは暖かいおしるこをいただいて一瞬座りました。
しかし素早く飲み込み、おしりに根っこが生える前に出発。
飛行機の助走の様に徐々に走り出します。
おしるこ美味しかった〜
次のエイドを目指して低空飛行。
行けるとこまで行こう〜♪
記録どんどん更新。
できるなら次の関門も突破したいなぁ。
時計を見ていっしょうけんめい試算。
もっと細かく目標をさだめるべきだった。
結局なんだか間に合うかどうか良くわかんない。
身体もあたたまり、ウエアも乾いて雨合羽をしまう。
そしてなんやかんやで64kmエイドに。
丹後の距離超えたなぁ。
丹後は山があるけど。
関門閉鎖まで残り10キロ1時間40分。
行けるのか?
ちょっと無理っぽい。
そしてもがく様に次のエイドにたどり着く。
68km地点。関門まであと6キロ残り40分。
もう無理だ。
でもエイドのスタッフが弱音を吐く私に、
行けるとこまで行ってみてそこで終わりにしたら?と先に進む事を勧めた。
そうかなぁ〜?
まあ、やってみよう。
低空飛行。
前に関門を目指す人がいる。
わたしも追いかける。
力を振り絞って。
7分弱のスピードはもはや出ないだろうけど、
必死で走る。
なかなか着かない。
前の人も諦めモードなのか、歩き出す。
青いゼッケンの進行方向の人は前後に2人だけ。
20分ほど走ってついに歩いた。
歩いたらウソの様に足が動かなくなった。
もう走り出せない。
歩くのも厳しい。
すれ違う自転車のスタッフに、
もう無理です。と告げる。
次のエイドまで行ってください。
残りの3キロほどをとぼとぼ歩く。
時折しゃがんで伸ばしながら。
エイドはすごく遠かった。
とちゅう、カメラをもったおばさまとお話ししながら歩く。
なんとかエイドにたどり着き、バナナを一本と水分をいただく。
5時だったので撤収作業中だったが、快くもてなしてもらって感謝。
イスも出してもらえた。
私の記録は72km10時間半でDNF。
がんばって、もがいて、精一杯走った。
エイド以外ほぼ歩かずに。
同じくDNFの男の子が、すごく悔しがっていた。
わたしは不思議と悔しくなく、
感無量ですがすがしかった。
これも、前のエイドのスタッフが行けるとこまで頑張れと
後押ししてくれたからかもしれない。
そこから、かたつむりの速度で枚方公園駅に移動し、
大阪城公園に戻った。
チップ返却と、荷物を受け取らなくてはいけない。
思いのほか簡単に大阪城公園に戻れました。
会場に向かうと
「あともう少しですよ〜がんばって!」と声をかけられました。
ああ、わたしはDNFなんですよ...
ちょっとだけ寂しかったです。
青屋門からぞろぞろでてくるtwitter軍団にばったり遭遇。
すっかり酒臭かった(笑)
ゴールで酒盛りをしていたそうで...
しかもサブ9とかサブ10とか、異常な早さです。
こんな人たちの会話を聞いていると感覚が麻痺します。
だいたい100km走るっていうことだけでも異常なのに、
それを8時間代で走り切るとは...
お口があいてぽか〜ん。
リタイア受付にこっそり向かう。
たかちゃん&よねぴょんが暖かく出迎えてくれた!
リタイアだけど感動♪
ありがとう。
着替え終わるまで待っていてくれた。
身体は痛いけど着替えるのとトイレは早い方だ。
素早く着替えて終了。
神戸当選するといいね〜
お話ししながら帰りました。
お疲れさまでした。
あ、足の事ですね。
忘れかけてました。
ビーサンはぺらんぺらんになりました。
すり減ったんじゃなくて、圧縮された感じです。
足の前の肉球のところと、カカトがへっこみました。
ということは結構カカトをついていたんですね。
裸足だとそんなにつかないんですけどねぇ〜
(ビーサン、ビーチサンダル、ゴム草履、ごむぞうり、スリッパ、...?)
9割ビーサンで走った感想としては、
足の指の付け根の辺りがかなり疲れました。
途中、裸足で走った時の方がリラックスでき、
とっても楽に感じました。
人間は動物なので、何かを装着して走るという事じたいが不自然なのでしょうね。
普段からビーサンに慣れていたら、もう少しましだったかもしれません。
あとは、足首に少し固まった感じがあります。
鼻緒の間は絆創膏で保護してましたがすぐはがれて意味がありませんでした。
が、しかし、
後半足の形にフィットしてきたのか、ぶらぶらする事がなくなりフィット感が増しました。
思ったほど皮がめくれる事も無く..ラッキー♪
ララムリの人たちが革ひもで結んでいるのも同じ様になれれば平気なんだろうなぁ..
でも不器用な私にはやっぱり裸足が一番だなぁ。
裸足で出来る距離を少しずつ伸ばして行く方法でウルトラを目指そう。
42.195kmの次は60kmか??