第12回2012歴史街道丹後100kmウルトラマラソン 当日

たしかに、調子は良かった。
日が昇りきるまでは。

注意:無駄に長いです。
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今回は家族で前後泊。
会場から少し離れた浜詰めで宿泊する。

前日受付で、ゼッケンを受け取りチップを取り替えてもらおうと
総合受付に行ったけど、特別仕様のチップがまだ届いていないとの事。
30分待ち、チップを交換し、宿に向かう。

夜7時半ごろに横になり眠るが、
いつもの多汗で寝苦しく、なんども目が覚める。
そして1時半に娘がいつもの成長痛でうめき、
15分ほどマッサージする。

そして2時半になり、アラームが鳴る前に起きる。

顏洗って着替え、荷物を確認しているうちに
タクシーが来る。


朝食の事をなにも考えてなかったので、
空腹のまま到着。

汗で流れるとわかっていても、念入りに化粧し、
会場のバナナを3ついただく。

裸足なのであまりうろうろせずに、座ってまつ。

「本日は快晴になります」
空を見上げるとキレイな星空。
あ〜絶望的かも。。

オニさんペアとだれやねんさんにであう。

少し緊張するけど、長いから緊張しても仕方が無いというアナウンスに
緊張が解ける。

スタート30分前になってみんな並び出す。

スタート会場の路面は酷い状態なので、なるべく短い距離にしたいし、
うまく真ん中より前に並ぶ。

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手には100均で買ったライト。
これは失敗。あまり明るくなかった。
でも無いよりマシ。

路面を照らしながら下を向いてひたすら走る。

ガーミンで確認すると予定通りか少し早いペース。

1回目の七竜峠はなんとか走ってクリア。
くだりも丁寧な接地で回転数をふやし、すばやく下る。

裸足でもスピード大丈夫。

朝起きてちゃんと済ませたにもかかわらず、
またトイレに行きたくなってしまったけど、
仮設トイレは渋滞。

そしてエイドも渋滞で列ができている。
とても悩んだけど、お腹が減っているし並んでバナナをとった。
3分ほどのロス。

感覚的にはほどなくして空が明るくなり、
2度目のエイドの人に処分をお願いした。

なかなか快調。
ペースが予定より早くても、息があがるほどでなければ良いと思い、
そのまま進む。
かなり予定より早いはず。

そう思ったけど、10km地点では2分遅れ。

これだけ早く進んだつもりでも2分遅れか..厳しいな。

どこのエイドか忘れたけど、売店みたいな施設があって、
そこのトイレががら空きだった&きれいそうだったので
そこでトイレに入る。裸足で....

少し抵抗はあったけど、きれいだったし、後で水で流したのでOK☆

暑くて水被りは序盤からする。
ショートヘアだし、便利。

そして20km地点では3分の遅れ。
こんなに走ってるのに??厳し〜い。

途中、何度か裸足の理由を聞かれたがまたしても答えにつまった。
なんで裸足なんですか?
理由はなにですか?

はっきり言って私にもわからない。

「裸足で100kmマラソンを時間内に完走出来るのか」というテーマはあるけれど、
なぜ裸足なのかという事は正直、良くわかっていない。

細かい理由はたくさんあるけど。

30km関門。
関門は8:40。
私の目標では8:15。
実際は3時間55分の8:25分。

貯金がどんどん減っていき精神的に追いつめられ始める。
そして気温が上昇し、体力をうばう。

足裏温存のためなるべく白線を進む。
幸いまだなんともない。

しかし、2度目の七竜峠にさしかかり、歩きが入る。
ところどころ走る。
でも続かない。
精神的に落ち込む。
こんなところで歩きが入っているようでは関門に間に合わない。
絶望的な気分になる。

七竜峠の下りはアスファルトが熱せられ、
白線の上でないと厳しい。

なんとか下り、浅茂川漁港にたどり着く。
くだった浅茂川漁港の手前の路面は焼き付いていた。

(もう無理。)

うどんを二杯食べて、少し迷う。
進むかやめるか。。。

この日の為のロング走で一緒に走ってくれた人たち、
めっちゃ応援してくれている人たち、
旅行を計画してくれた家族。
ゴールであうはずの同級生や友達。
お父さん。
ああ、もう無理です。

濡れていないところは熱くて踏めない。

しらないおじさん(おじさんと言うと失礼かな)と、どうしようか相談。
結局、自主的にもう少し進んでみる事に。

しかし、熱すぎて踏むところが無い。
500mほど進んだ自販機にさっきのおじさんがいたため、
やっぱ無理です。というとジュースを1本おごってくださいました。

45km、6時間19分でリタイア。

ガーミンを2個用意したのに1個も使い切らなかった。

道の向かい側に座っている選手がいたので、
声をかけた。

足を痛めたのでリタイアするらしい。
しかし、友達が走ってくるから待っているとの事。

大会関係車両が通るのを待つ間、少しお話。
裸足で大丈夫?と聞かれる。

足裏をみせて説明。。

今度やってみるそうです。

そして20分ほど経過して大会車両が通り、載せてもらって会場へ移動。
そこからすぐのところだったんですね。

走っていける距離だけど、履物がないので無理でした。

今回はサンダルを持たずにスタートしてしまい、
予定していた靴下も、いれる場所がなくて省略しました。
きっと曇ってくれるはずと都合の良い空想で、
なにも持たなかったのです。

自問自答します。

サンダルがあったら走れてたのか?
サンダルを履いて完走したら良かったのか?
サンダルを履いたら完走出来たのか?

どうでしょう?

やっぱりよく考えるとどれも違う気がします。

ずばり、私の課題は「暑さ」と「坂道」です。
そしてゴールするという強い気持ちが足りませんでした。
ついでに言えばスピードも少し足りない様です。
え?全部足りひんやん!

もう少し早い時間にあじわいの郷方面へ進んでいれば
路面が熱くてもなんとかなったかもしれません。

いや、やっぱり路面が熱いから走れないっていうのは言い訳。
きっとインド人みたいに熱くてもへっちゃらになるはず!!

リタイアしたときはもうウルトラはいいわ。と思いましたが、
一晩経ってやっぱりやり残した感がむっちゃでてきたため、
来年できるかどうかはわかりませんが、またいつかスタートにたちたいと思います。

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このページは、tairaが2012年9月17日 19:59に書いたブログ記事です。

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