個人的ですが、
私はとても卑屈になっていました。
今年の始めの事から、妊婦の姿を見るだけでも気分悪く、おめでとうとも言えない。
話題に上がってくるのを聞くのも嫌。笑う事もできないでいた。
そんな最低な自分が嫌でしたが、今回の完走で100%吹っ切れました。
嫌な自分にバイバイ。ウルトラマラソンっていいな!
2013年9月アーカイブ
裸足ラン、
論より証拠。
裸足で走ると危ない?
いいえ、大丈夫です。
もし怪我をするとしたらそれは走り方に問題があるだけ。
裸足で100km走る人、日本全国に何人もいます。
国によっては裸足で走るのが普通だったりするかも。
私も半信半疑だったけど、裸足で硬いアスファルトを100km走っても目立ったダメージはなかった。
裸足で走っても大丈夫なんだ!
そうにちがいないという仮説から確信に変わりました。
実験やデータ検証、フォームがどうとか、接地がどうとか、布教活動とか、
そんな事は別の人に任せて、私はこれからも実践で「裸足は大丈夫」というのを示して行きたいと思います。
私は特別すごい人間でもなんでもない、普通のおばさんです。
仕事して家事して育児して。。
裸足で走る事はすごいことでもなんでもなく、人間の基本機能です。
健康な人なら誰でもできます。(※積み重ねがないと100kmは無理だけど)
今は凄い凄いと言われるけど、実のところ私自身はまったく凄くないです。
そう言われると逆に申し訳ない感じ。
私もみんなと一緒。日々、走って積み重ねて完走した、それだけです。
裸足で100km走っている日本全国の人ならわかると思うけれど、
ほんとうに特別凄い事じゃないと思います。
誰もやらない事を躊躇せずやった、という点では少し人と違うのかもしれませんが。
とは言ってもほめられたら素直に喜んでます♪
まだまだ鈍足なので、これからはタイムの向上も目指して行きます。
目標はフルのサブフォーと、ウルトラ12時間切り。
そして↓
http://www.guinnessworldrecords.jp/news/2013/4/fan26thapril2013-48306/
さすがに長時間、水に入っているとふやけてしまい、皮膚が弱っていたようで、すりむけました。
当日は痛みがなかったけど、翌日はひりひりしました。
写真は翌々日の朝です。
オロナイン塗っているのでちょっとべたべたしていますが、
ダメージはこの程度です。
親指の付け根のところにほんの少し擦りむきがあるだけです。
人差し指の付け根は、角質のところの汚れが入り込んでいるだけで、ダメージではありません。新陳代謝と共にじきに奇麗になります。
足の筋肉のダメージについては、六甲全縦走と同等、もしくはそれ以下です。
今週末のアクアスロンは問題なく走れそうです。
驚いてます。
走力以上に力んで走ったのに、ものすごくダメージが少ないです。
人間の足ってすごいですね。
【結論】13時間59分59秒で完走しました。
注意:無駄に長いです。
今回は何があっても完走したい!
そのため、リュックにzem(アクアシューズみたいな履物)を背負いました。
10日前の天気予報から、どうやら曇るらしいという事で、
これはもう裸足でやるチャンスに違いない!とテンションがあがりまくりました。
去年は灼熱の丹後。路面の温度が熱すぎたのが直接のリタイア理由ですが、
暑さの中を走りきれる走力も体力もありませんでした。
今年ももし灼熱だったらゴールは無理だったと確信しています。
計測チップですが、去年ワラーチで走られた知人が普通のチップを足首にまくのでも認識するという事だったので、足首にゴムで巻き付けて体育館の中をうろうろしてたら係の人に止められて、オレンジのチップに交換してもらいました。
去年はそれをよくわかっていない係の人に渡され2個付けて計測が失敗しました。
オレンジのチップは1個で良いのです。
ちょうどワラーチの女性とチップのくくりかたについて話していたところだったので、先ほどの人はお友達ですか?と聞かれいいえ知らない人です。というと、その後MCの人が何度も「裸足で走られるランナーがいるそうですが、計測チップはオレンジのものでないといけないので受付までお越し下さい」となんども繰り返し言われました。
しかし、裸足で走る人はたぶん私だけでしょう。
結局ワラーチの人のくくり方でも計測できていたんだと思います。
当日は雨。さらに台風も近づいているなど、後半の荒れ具合が心配なスタートでした。
去年は100円均一のハンドライトがいまいち明るくなかったので、
今年はPetzlのヘッドライトを点灯して走りました。
ライトが活躍するのはほんの1時間程度なのですが、なるべくダメージを少なくしたいので付けました。
正直なところ無くても良かったかもしれません。
雨の場合、路面と足裏の摩擦はとても軽減されます。
だいたいの路面では快適で最高でした。
緑のウエアーの男性に声をかけられました。
彼は過去4回完走しているそうです。
去年の灼熱の丹後も完走されたとの事で。
その時、このペースやと厳しいと言われました。
そんな殺生な..まだ序盤なのに。
私はその後、残りの体力温存とか後先考えず、できるかぎりペースアップしました。
その後もなんどか会ったのですが会うたびに厳しいと言われて正直ちょっと嫌でした。
でもその言葉のおかげで実力以上に踏ん張る事ができ、奇跡的にゴールできたと感謝しています。
去年のダメポイントは2回目の七竜峠。
私は歩くのが遅いので、走る。ほぼ全部走ったと思います。
周りの人は歩いてました。
そして下りは飛ばすのが難しい。
スピードが上がると石を踏んでしまうこともあるし、だいたい山の道路は粗くなっているというのが一般的だし。
下り技術についてはわたしなりに研究しました。
上半身の位置は上下させず、膝と足の付け根が少し曲がった状態で衝撃をバネで吸収しながらくるくるまわす感じ。右足ついたら水面に沈む前に左足をだすというイメージ。
下り用の筋肉は2回の六甲全縦で鍛えられているはずなので、慎重になりすぎないようにできるだけとばしました。
エイドは各1分みていましたが、30秒以内に済ませたと思います。
最初の混雑するエイドは2個スルーしました。
好物のうどんエイドも1杯だけにがまんし、長居せずすぐ出発。
休憩は走りながら。
うどんエイドまでは貯金が20分ぐらいできました。
この貯金が碇高原でほぼなくなるのですが、
もともとぎりぎりゴールの計画でしたので、計画通りです。
うどんエイドからあじわいの郷までは去年リタイアしたので通れなかった場所です。
歩道の路面が粗いため、本当はダメだけど道路の白線を走りました。
あじわいの郷の中の最初の舗装もひどいものです。坂になっているので滑らない為にそうされているのでしょうが、巨大ヤスリ状態です。しかし、オール裸足を目指しているため、そのまま進みます。ちょっとズルをしてバラーのアーチのレンガの道も利用しました。
思ってたよりサクッとクリアしました。
碇高原は一気に登りきる訳ではなくまず小さいキツい小山を登ったら下ります。
この坂は相当キツいので早歩きで登り、登りきったら約1キロ下るのでスピードを出します。
その後、登りに入りますが、エイドは4km弱ごとに2個あるので次のエイドを目指す事だけ考えます。
標高は400mですが、分割するので諦めなければ登りきれます。
70km地点で万歳しました。
裸足での最長距離更新です。
関係ないけど横の男の人にそう言いました。
登りきったところで、次の関門まで残り15kmの2時間。
貯金は4分に減っていました。
例の緑のウエアの人は厳しいと言います。
別の人はいけるでしょうと言います。
なぜか、預けた荷物がありませんでした。
私の補給どこいった〜〜?
という事で私は諦めずになるべくスピードアップして進むという選択をしました。
標高が上がった分、一気に寒くなり冷える。
長袖ハイネックシャツを取り出し、着用。
それでも冷えるので100均雨合羽をさらに着用。
脚にも疲労蓄積し、もう動かないんじゃないか?というぐらいだけど、
ゆっくりペースで走り始めると徐々にアップしていける。
今日のチャンスを逃したらいつゴールできるかわからない。
もう脚が壊れても脚の裏がずたずたになったとしても絶対ゴールしたい!
2年前だったか、テルさんが制限時間1分後にゴールされた。
わたしもそうなるのか?
いや、1分は今からだったらまだ短縮できる可能性がある。
息が苦しいけどスピードアップ。
前の人を一人ずつ抜いていく。
そしてラストの関門に3〜4分前ぐらいに到着。
関門突破!よっしゃぁ〜。
つみれ汁は無かったのでお湯に砂糖と梅干しを入れたものをいただきました。
長居は禁物。
ラスト13kmを2時間弱。いけるかいけないかぎりぎり。
計算すると気が遠くなるので次のエイドまでを予定時間よりなるべく早く到着する事を目標にし、進む。
ラスト13kmからエイドではエイドの出発時間をラミネートの計画表で確認。だいたい2〜3分ありました。
最後まで油断できないのがこの大会。
ちょっとした登りがあります。
小学校でお汁粉をいただいたら、
もうひと登り。
その後下りがあり、あとは平坦です。
もう無我夢中。歯を食いしばり必死の形相。
あごが上がった状態。目は半分閉じている。
ラスト3キロ。
キロ8分弱ですすめばゴールできる計算。
しかし信号での停止などがある。
なるべくとばす。
諦めて歩く人がいる。
私は諦めない。
たとえゴールが閉じられてもなるべく早く到着したい。
いや、どうせなら間に合わせる!!
もう足裏の注意とか慎重に接地するとか考えない。
とにかくできるだけ脚をまわす。
ゴール目前。
真っ暗なのでだれも裸足はわからない。
もう間に合う。
カウントダウンが始まり、なんとぎりぎり残念〜と言われる。
すぐに「あ、間違いでしたまだいけます。」とカウントダウン再開。
猛ダッシュで制限1秒前にゴール。
川内さんのように、倒れ込みそうになった。
しかし、バスに乗らないといけないんです。
たくさんの人が祝福し握手してくれた。
裸足での100km完走。
ついに、ついに実現できました。
それと、このブログを見てるという人に何人か声をかけていただきました。
ありがとうございます。
裸足ランニングの詳細は、日々jognoteに記録しています。
いよいよ3日後!!!
44.6km地点の浅茂川漁港エイドをスタート地点と考え、
縦貫道左待機所エイドまでのフルマラソンとする。
そんなブログ記事を読んで、ははぁ〜んと思いました。
浅茂川漁港エイド、現地集合に間に合うように急ぎます♪
当日は雨が降るようだけど、
雨ランについては六甲で11時間雨の中走ってるし、
暴風雨36kmもやったし、
大丈夫。
ファイントラックのフラッドラッシュパワーメッシュがいいという噂を
ちらほら聞くけど、私には高価すぎて手が出ません。。
帽子に普通のTシャツで行って、寒くなったら上から長袖ハイネックを来て、
雨が強かったら100均のカッパを来て。
足裏はふやけるけど濡れる分摩擦はへる。
適度に冷やされるので晴天よりはずっと良い。
もうずっとテンション上がりすぎてしんどいです。
早く走ってしまいたい。
楽しみです。
タイム表はぎりぎり設定だけど、
きっともっと早く進めるはず。
目標は13時間半!all裸足で。
これでいきます。
昨日、わざわざ仕事を休んで35km走をしました。
前回の50km走があまりにもひどい結果となり、
不安が拭えなかったからです。
予定では体調によって20km〜30kmと思っていました。
今回は走り始めてすぐに雨が降り出し、涼しくなってくれました。
平日の雨という事で、サイクリングロードには自転車野郎もジョギング野郎もいませんでしたので独り占め状態でした。
走っているうちに快調である事がわかり、とりあえず4時間走にしようと思いました。
2時間でどこまでいけるか、、
2時間経ったら折り返そうと思いつつ、
快調に走れたので、いつもだったらだれてしまう羽束師橋ー宮前橋の区間もあっさり走り抜け、微妙に2時間すぎそうだけど八幡駅で軽食を取ろうという計画に変更しました。
結局、2時間ぐらいで八幡駅に付き、
少し補給。
折り返しもなるべく落ちないようにダッシュしたりしました。
帰路は風がきつくなり、横殴りの暴風。そして小雨まじりで暴風雨。
前をあるく女性の傘が、漫画のように壊れてしまい、
あきらめて傘無しで歩いてらっしゃいました。
水たまりもたくさんあるけれど、
私には関係ない〜♪
知らない人が見たらぎょっとするかもしれない。。
暴風雨の中、裸足で走る女。
向かい風でさらに闘志がわき、
「必死の形相」で前進してましたが、妙に面白かったです。
洛西へもどる坂はとまる事無く、走りきれました。
今までのロング走で一番のタイムでまともに走りきれました。
やっぱり涼しかったというのが前回との最大の違い。
暑いとどうなるかわからない。。
でも、丹後目標ペースもクリアできたのでほんとに良かった。
これでゴールが見えてきた。
後は当日、折れない心で峠をやっつけていきたい。
昨日、土曜日に予定通り50km走してきた。
結果としてイメージ通りには走れなかった。
雨が降ると思って長袖やらカッパやらを準備し、
水分も背負った。
しかし、予想に反して暑かった。
暑さにやられた。
曇りだったにもかかわらず、草むらに囲まれたサイクリングロードは
蒸し風呂のように感じられた。
太陽が照っていない分、ずいぶんマシなはず。
去年の丹後はこんな程度の暑さじゃなかった。
この程度の暑さで弱音を吐いてたらあかん、、
そう思っても15km走ったぐらいでやめたくなってきた。
とにかく、八幡駅のコンビニで休憩する事だけを目標になんとか進んだ。
八幡駅の手前で知人に偶然遭遇。
少しテンション復活。
しかし、コンビニで休んでいるうちにこれ以上走れる気がしなくなる。
とにかく、歩いてでも進む。
平坦になったら小走りする。
小走りから徐々にペースを上げる。
橋を目指す。
橋の下の日陰で休憩。
自販機を目指す。
自販機で水をかぶる。
橋の下で休憩。
それを繰り返し、なんとか久世橋に戻る。
久世橋から五条までは、1、2回しか通った事が無いので
ちょっと新鮮。
しかし、今度は足裏が敏感になってきた。
照っていないのにアスファルトが熱くなっている。
zem履こうかな?
いや、まだいけるやろ。
距離調整で松尾までコンビニまでたどり着く。
ガリ梨食べてクールダウン。
家に帰れる気がしない。
とぼとぼ折り返す。
足裏が敏感なだけで、足全体はダメージない。でも身体がしんどい。
公園でも頭に水をかけて冷やす。しばらく流しっぱなしで冷やす。
冷やした後は少し走れる。
久世橋まで戻るけど、足裏が厳しい。
洛西口を超えてしばらく行ったところでzemを装着。
ものすごく楽に走れる。
喜んだのもつかの間、きつい坂が待っていた。
この程度の坂で弱音を吐いていたら丹後の坂はクリアできない。
そうは思っても走る気力が残っていなかった。
5歩走って2歩歩き、を繰り返した。
家までがやたら遠かった。
なんとかバスに乗る誘惑には打ち勝ち、
50km走ったり歩いたり踏破した。
8時間ぐらいかかった。
だめだ〜〜
ネガティブは封じるつもりだったけど、
これではとてもゴールできない。
のこされた時間、後は20km走とかでちゃんとしたペースで走る調整をしていこう。
走った後のダメージはほとんどない。
体力と筋力はそれなりに育ったようだった。
あとは、ペースと気力。