朝5時起き、5時半に旦那さんに桂川駅まで送ってもらい、
6時過ぎに京都駅へ到着。
篠山へ向かうのに逆戻りするようで損した気分だけど。
マラソンバスは8時になる前に現地に到着した。
途中なんどかうとうとしたけど、あっという間だったので寝る暇もない感じ。
なーんだ。車で行ってもよかったかな。
篠山はとても寒かった。
とにかく、更衣室へ逃げ込む。
落ち着いて、朝食をもぐもぐ。
買って来たトランス脂肪酸のクリーム入りパンと、
防腐剤たっぷりのおにぎりを食べる。
嫌な書き方だけど、口が敏感すぎて違和感ありありなんだもん。
朝、時間がなかったから仕方が無い。今日は特別だ。
食べ終わってもまだ時間がありすぎる。
とりあえず、ゼッケンを手に入れる旅に出発する。
あとから確認したら私はバスが到着した篠山市民センターにいたようです。
そこからゼッケン受付まで約10分ほど歩きます。
遠いです。寒いです。
おなかと背中にカイロを貼りました。
無事、ゼッケンと参加Tを受け取り、裸足用チップの交換もすませたところで、
ゆぅきさんと井出さんに会う事が出来ました。
それからまた10分ほど歩いて市民センターに戻り、
暇だったのでjowanさんに電話してみたけどつながらなかったので諦めて
横になりました。
そして10時前、女子更衣室がほとんど空になったところで、私も意を決して移動しました。
寒いのがいやだからなるべくぎりぎりまで更衣室にとどまりたかったのです。
とりあえず、うどんを食べました。
それから荷物預けで靴をぬいで靴だけ預けました。
更衣室まで遠いので靴がいるかなぁ〜と思って。
その後、整列するのですが、私はDブロックなのでずーーっと後ろの方です。
待機場所がじゃり!しかも濡れていて水たまりもあるし。
でもさすが1万人の大会。人がぎゅーっとよっているのでそんなに寒くなかったです。
最後尾あたりで井出さんのカンガルーの仮装を見ましたが、仮面をつけているのでちょっぴり恐い感じでした。
(小さい子がみたら泣くレベル??)
スタート前に間違ってガーミンを押してしまい、一旦リセットするもうまくいかず、
しかもスタート直前というのに、前の方にぞろぞろすすむし、
スタートボタンを押すタイミングを完全に見失いました。
結局約1分ほど遅れて押してしまったようで…
スタート地点では女性2人組とお話ししました。
一人のおかたは、サッカーをされるそうで、勝ち負けがあって楽しいという事でした。
スタートロスは約10分。
最初の角まで全く走り出しませんでした。
角を曲がってようやく走り出しました。
すると前方から機関車の汽笛の様な音が聞こえて来て何かな?
と思ってたら有森さんのフォー!!という雄叫びでした。
これが話に聞いていた有森さんのテンションか..凄い人だなぁ。
最初、私はキロ6分ちょいでゆるゆると順調に走っていました。
しかし、前に人だまりができたり、進んだりで
いまいち自由に走る事が難しい。
路面を選びつつ、人をよけながら少しずつ前に進んで行く。
息は全く上がらず、楽チン。
15kmまではおよその想定ペースを少し切るぐらいで走る事が出来ました。
しかし、ぴったり15km以降から落ちて行きます。
15kmビルドアップばっかりしてたからかな〜。
15kmまでがとても長く感じた。
なぜだろう?コースが平坦でエイドが無かったので単調だったのかもしれない。
路面は悪かったです。
とても悪かった。
4割〜5割は粗い路面だったんじゃないかな?
田舎道でセンターラインもほとんどないし、とげとげの路面が噛み付いてくる感じでした。
路面が滑らかになるとタイムがあがり、粗くなると落ちました。
痛いのは嫌いです。
20km前後だったか、2人の女性をサポートする男性とお話ししました。
初フルの片方の女性は目標が4時間半ということらしくて、
私も頑張ってついて行きます!と言ったものの、エイドで見失いそのままたぶん私が落ちて行きました。
その男性だったか、知ってる人で山とかがんがん裸足で走ってる人がいるよと言ってました。
なんとか川さん?名前を聞いたけどピンとこない知らない人でした。
中間地点で2時間20分でした。
単純計算で4時間40分か…でも後半もっと落ちるだろうな。
そう思いながら通過。
その辺りだったかで珍事件発生。
後方からおじさんが語りかけて来た。
後方だったので顔は確認していないけれど、赤い服だったように思う。
おじさん>
裸足であぶないで。
こんなとこ裸足はやめといた方がいいわ。
芝生とかちゃんと整備されたとこでないと..
ま>大丈夫ですよ〜怪我なんか..
おじさん>
道路なんか毒だらけやで、そこらじゅう毒がいっぱい落ちてるわ。何が落ちてるかわからん、
毒の針がささるわ。毒にやられていっぱい死んだやつ知ってるで。
(このあたりまでは私は冗談をおっしゃられているのかと思ってました。)
ほんまに知り合いが何人も死んでるで、こんなとこ走ったら死ぬで。
死にたいんか?こんなとこ裸足で走るやつは死にたいんやな、バカ!
死んでもいいんやな、死にたいただの馬鹿やで。
(あ、なんか怒ったはるんや…)
私に反論のすきもあたえず、罵倒して来たおじさんは、ひととおり叫ぶと後方へ消えて行きました。
家の近所で「怪我するで、毒の針が落ちてたらどーすんのや」とか言われた事があるけど、
今回のおじさんは強烈でした。
見ず知らずの女性に向かって「バカ!」とののしるなんて、ありえへん。
いやぁ、おどろいた。
何度思い出してもわらってしまう。私は「死にたい馬鹿」だって。
どうしてそうなるんだろ?何が気に入らなかったのかな。。
珍事件終了。
その他、おなじ丹後Tを着て手にハムスターかカピバラみたいなのを付けた男性にも声を掛けられた。
私がみつけた丹後Tはその人だけだった。もっといるのかなぁと思ったんだけど。
そして足の写真を撮らせてくださいと言う人。
どの大会でも写真を撮らせてと言われるんだけど、その写真どーするんだろ??
後で検索してみたりするけど、そんな写真でてないし。家族にでも話のネタにみせるだけかな。
できればその写真、欲しいです。
25kmをすぎたあたりで折り返しランナーとのすれ違いエリア。
運良くTakeshiさんとJowanさん発見。ハイタッチできた。
あとは、路面状態が非常に悪く、つねにうつむいて走る。
タイムもどんどん落ちて行く。
息は苦しくないけれど、脚が硬くなって来た。
京都マラソンでは30km前で脚が終わって動かせなくなったので
それが一番気がかりだった。だからタイムを無理に戻そうとせず、
だましだまし、なるべく落ちすぎないように進んだ。
できれば完走、できれば5時間以内、できれば50分以内…
今回、20km過ぎでジェル1個、30km過ぎでジェル1個を摂取した。
1個目はスルーしたけど2個目のシシ汁は少しいただいた。
楽しみにしていたけれど、胃腸の調子がやっぱり悪くなって来て残念だった。
どうにか最終関門36km地点を10分ぐらいの余裕で通過。
ようやく肩の荷がおり、完走が目前となった。
後はできるだけタイムを縮めたい。
思うように脚は動かないし、路面が厳しい。
ゴールが近づいて来て息も苦しくなってくる。
路面には点々と血の跡が…
もしかしてこれはゆぅきさんの血の跡か?
路面がかなり粗かったから、わたしも血が出ているかもしれない。
4:49:19
ゴール。
完走できた。
5時間もなんとか切れた。
かわいい女の子にメダルをかけてもらい、
大きな男性にチップをわたして、水をもらって、
シシ汁の行列には並ぶ気が起こらず、
砂利の会場を一刻も早く脱出する。
荷物置き場で靴をとりもどし、もらった水で足裏を洗う。
しっぱいだったのが靴。
路面が濡れていた事もあり、jingaはうすっぺらいので底からしみて来て
もうびしょびしょになっていた。長靴かブーツを履いてくればよかった。
会場から市民センターまで遠い。
足裏が若干痛い。部分的に赤くなっていた。傷はなく、どこも血は出ていなかった。
丁寧に走っていたつもりでも、あれだけ粗い路面が続くとやはり難しい。
ベアフットケンボブ的には失格の走りだったかもしれない。
(靴下を履いて走って破れずにフルを走りきると合格らしい)
美味しそうな食べ物があちこちで振る舞われているけれど、
私は疲れていた。とても疲れていたので一刻も早くバスに乗って家に到着したかった。
すぐ着替えてすぐバスに乗って、19時に家に到着した。
お疲れさま。
グロッキーではあったけれど、カレーライスを食べられる程度のダメージで、
2週間ぶりに酒(赤ワイン)を飲み、一人打ち上げしました。
なかなかサブフォーへの道のりは険しい。
でも前進している。
課題も明確になって来た。
1年あるし今後、じっくり確実に取り組もう。
とりあえず今シーズンのフルは無事に終わったし、
ダイトレまでは何度か山に行くかな〜♪
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