2014年10月アーカイブ

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ちょっときちゃない足裏ですみません。
最初は真っ黒でした。石鹸を使わない生活をしていますが、今回は特別にごしごし洗いました。たぶん新しいアスファルトの色が染み付いたんだと思います。
そんなに黒くなったのは初めてでした。

それでもまだきちゃないですが、何日かしたらきれいにつるつるになります。
石鹸を使ってしまった分、念入りにクリームを塗っておきました。

あれだけ痛かったわりには、ダメージ無しでした。
痛いのは気のせいだったかもしれない。

教訓:フルの1週間ぐらい前に必ず20km以上『裸足』で走っておく事。

この大会がフルマラソン8戦目でした。(インフルエンザでリタイアした木津川マラソンを含めて)

私は、フルマラソンの距離ならへっちゃらと思っており、
自信満々でスタートを切ったのです。

あわよくば4時間15分、
無理でも4時間30分ぐらいでゴールできたらいいなと思っていました。

出だしは好調でした。
息の上がらないペースでぐんぐん走って行きました。
今回は初の試みとして、時計に頼らず走るという事をやってみました。

チップの計測結果では分からないけれど、
たぶん、とばしすぎた区間があったのだと思います。
とにかく序盤は突っ込む作戦だったので、
突っ込んでいったものの、人垣をよけるのに体力を消耗した様で、
5kmが長く感じました。

補給は、
10kmと20kmでジェルを摂取しました。
途中のエイドでバナナを半分。
まいどエイドの時には食欲減退で何一つ口にできませんでした。

話は戻って、
10km通過も長く感じた。
タイムが全く分からない状態で、苦しくないペースを維持する。

しかし、足裏が敏感になってきました。
最初のとばした時に乱暴に接地した事が悪かったのかもしれません。
いえ、わたしの記憶では第1回大阪マラソンの時の舗装はつるつるでした。
今回は大部分が浸透性舗装に変わっており、厳しさが増しました。

そして、もう一つ考えられる要因としては、
直前の2週間で裸足ロングをできていない事です。
前の週に山遊びをして筋肉痛がひどく残り、1週間を棒に振ってしまいました。

脚の筋力が極端に落ちる事は無いけれど、
足裏の対応力は2週間も走らないと落ちてしまいます。

完全になめきっていた私は痛烈なしっぺ返しを受けてしまいました。

ハーフの地点で隣を走っている人に何時か聞きました。
単純計算で倍にするとまだいけるとは思いましたが、
もう既に足裏が限界で速度も落ちているし、PBは無理かも。

それが分かると余計に心が折れたのか、
ここからは「エイドで水を摂取する前後に歩く事」を目指して走る様になりました。
路面が痛いので筋力を余計に使います。

なるべく白線を進みたいと思っても、なぜか白線を歩きたがる人がいる。

もうできる事ならリタイアしたい。
紙コップでも履くか?

35kmに友達のエイドがある事が分かっていたので、
そこまではゆっくりでもなんとかたどり着こうと決意した。

35kmの予定の場所に誰もいない。
もう撤収したのかなと不安が数十メートル続いて、
たいやきくんを発見。
ほっとした。
ふうさんにコーラを2杯いただいて、Qちゃんと写真撮って、
残り10km走れる気は全くしなかったけど、行くしか無い。
荷物の中に靴が入っているから。

つらいつらい舗装路が続いて、私は辛くて泣いた。
なんでこんなに辛いんやろ。悔しいとかそういうのではなく、単純に辛かった。
それでもそのうちにラスト4kmになりゴールを確信した。

ラストまで辛い舗装路が続き、笑顔とか手を上げるとかタイム確認するとか、
もうそんな精神状態ではなかった。
とにかくゴールできた。

翌日、ネット上でタイムを知った。

地点 通過時刻 ネットタイム グロスタイム 区間タイム 順位
スタート 9:10:36 0:00:00 0:10:36 0:00:00 14679
5km 9:40:13 0:29:37 0:40:13 0:29:37 13144
10km 10:11:16 1:00:40 1:11:16 0:31:03 13298
15km 10:43:57 1:33:21 1:43:57 0:25:20 13941
20km 11:18:18 2:07:42 2:18:18 0:03:29 14596
中間地点 21.1km 11:26:22 2:15:46 2:26:22 0:08:04 14627
25km 11:57:32 2:46:56 2:57:32 0:05:51 15327
30km 12:40:31 3:29:55 3:40:31 0:42:59 16006
35km 13:32:06 4:21:30 4:32:06 0:51:35 17310
40km 14:20:38 5:10:02 5:20:38 0:48:32 18037
フィニッシュ 14:43:07 5:32:31 5:43:07 0:22:29 18740


出会いはたくさんありました。

仮装で家の玄関をでて、バスにのり電車に乗って会場に乗り込みましたが、
その間は誰にも会う事もありませんでした。

スタートエリアへ向かう途中、60代の男性とお話をしました。
50の時に走り始めたそうです。
ウルトラをしょっちゅう走ってらっしゃるという事でしたが、
月間走行距離は200kmもいかないそうです。
肌のつやがすばらしく、羨ましいくらいでした。
男性はEブロック、私はGブロックで分岐点でお別かれしました。

うさぎさんがJブロックだとわかってたので、通りかかったとき見ると
探すまでも無く、そこにいらっしゃって、大喜びしました。
そのとき私はえらそうに「追いついてや〜」なんて、言っちゃいましたが、
このざまです。
このとき、Jブロックの入口にいたスタッフのおじさんに、
裸足はあかんで、あぶないとマジに怒られましたけど、
気にしない様にしました。しかしこのざまです。

そして私はGブロックでした。
スタートエリアには前の方に並べました。
隣になった女性とスタートまでずっとしゃべってました。
第1回のとき、私を見たといって話しかけてもらえました。
大阪の人で、いつも一人で走っているそうです。
タイムを聞くと私と同じぐらいだったので、親近感わきました。
最初の10kmは飛ばさない様にして、ラスト5kmでスパートかけるそうです。
スタートしてからは離ればなれになって(たぶん私が先行して)
その後、ハーフ過ぎたぐらいで抜かれました。
たぶん、いいタイムでゴールされたのじゃないかなぁと思います。

10kmぐらいのところだったか、
うしろから名前を呼ばれて振り向くとまきこちゃんでした。
TVのなんかをやってるみたいでしたが、だいぶ後ろだったのでよくわかりませんでした。

そうそう、第一回の時にであったねこちゃんに会えました。
今回、彼女は魔女っぽい衣装で、上半身はマントにビキニスタイルで超セクシーでした。

ハーフを過ぎてタイムが落ちていった頃、いつもチャレンジ登山であう女子に会えました。
完璧な美しいハチさんは、2匹ともすぐに前方に消えていきました。

トランスフォーマーの仮装をしているお友達にもはじめて会えました。
この日はとても暑かったので、大変だったと思います。

失速していたとき、「おい!」と夫婦で走っているTakeshiさんに声を掛けられました。
ちゃんと応えられたか定かではありません。

途中の折り返しで素敵な衣装のやまんばさんを発見。
初めてお会いする事ができました。
そのあとふうさんエイドで追いつかれて緒に写真も撮れてよかったです。

台湾の人がたくさんいて、私を励ましてくれたり写真を撮ったりしてくれました。

水都で会う人にゴールで声をかけてもらいました。
本当に辛くて泣きそうだったのでちょっと心強かったです。

今回は時計も携帯もカメラももたずに走ったので
自分では一切写真を撮ってません。
よかったら、撮った写真をくださいね!(他力本願)

手荷物を受け取り、そのままコスモスクエア駅に向かい、
私は苦痛を全て忘れて打ち上げを楽しむ事ができました。
打ち上げは超楽しかったし、めっちゃ笑った。

そうそう、三次会のお店で偶然ヨータローさんに会いました。
びっくり。

結果、楽しい1日となりました。

これもまた、タイムリーに上がって来たテーマ。

裸足で坂道を下る。
私は最初、足裏とか膝とかモモとかのダメージを恐れるあまり、
下りではものすごく減速し、歩いてるのか走ってるのかわからないぐらいのスピードになっていました。

去年の暮れに岩本能史さんの「非常識マラソンメソッド」を読みました。
ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヶ月で3時間13分!
という数年前に流行ったやつです。

いろいろとタイム短縮のアイデアが提供されているその中で「峠走」というのが私の心に響きました。
トレランではなく、アスファルトのオンロードを上り下りするものです。
これをする事によって「推進力」「心肺」「フォーム」「着地筋」の四つの要素が同時に鍛えられるという事です。
なんとお得な!!
あまり本の内容を書いちゃうといけないので、興味がわいたら本を読んでみてください。

そして下りでの着地はバンバン大きな音が鳴るくらいで良いとも書いてありました。
裸足ランで丁寧な音のならない着地を常々心がけていた私にとっては、うそやん!と思う様な指導です。

2014年篠山マラソンに向けて、わたしは峠走をやってみました。
積雪があったのと、路面が粗いという理由で靴を履いて。
その時は、そこそこ雪が積もっていたのでinov8のベアグリップというトレランシューズを履きました。
岩本さんの言う様に思い切ってバンバン足裏全体を叩き付ける様に坂を下りました。

スピードを追い求める事をしてこなかった私にとってはキロ5分以下になるというだけでものすごい体感でした。

それから数回峠走をし、篠山マラソンで自己ベストを出す事ができました。
ただし、篠山マラソンでは下り坂はありませんでした。

そして、2014年の丹後ウルトラ。
七竜峠の下りでそれらの経験が生かされました。
丹後ウルトラでは靴はなく裸足だったので、叩き付けるというイメージではなく、
足裏全体で素早く着地しつつ素早く離陸する。
引力に逆らわずに素早く足をまわしました。
回転数をあげました。

身体は平地を走っている時の地面に対しての角度と同じようにする。
その事によって下に落ちる(自然に前に進む)。
着地方法は平地と同じ。

ブレーキをかけない。ブレーキをかけると擦りむく。
踵から着かない。
踵から着くという事は上体が後ろに逃げてしまっているのだと思います。

だからといって前傾を意識しすぎず、胸を思い切り張って。

本当は碇高原の下りで実力を発揮したかったのだけど、登りきる前にリタイアしちゃったので、偉そうには言えません。
でも七竜峠は2回ちゃんと下ったしキロ4〜5分ぐらいのスピードでした。
以前の私と比べると劇的に速くなりました。

足裏のダメージは無し。
打ち付けによる血豆もできません。

支離滅裂に書いちゃったので裸足での下り方のポイントをまとめると、

足裏全体で着地する。(着地音が大きくても良い)
踵から着地しない。(路面に対しての身体の角度は後ろに逃げない)
胸を張る。
スピードを殺さない様に、歩幅を広げすぎず、回転数をあげる。
(歩幅を広げすぎると踵から着きやすくなる)
それでいて優しく地面にタッチ。
重力が推進力となるので地面を蹴る事も無く進めます。

たぶん、フォームを矯正してもすぐにはできないと思います。
なぜならば、それに見合った着地筋が育たないといけないからです。
だから、峠走を何回かするといいと思います。

岩本さんによると、14kmぐらい続く下りを連続で下っていると悪いフォームでは続けられないと言う事ですが、裸足や薄い靴だと即故障(骨折など)に繋がるかもしれないので、くれぐれも気をつけてください。

ちなみに私の峠走は岩本さんの提唱する距離の半分の片道7kmです。

また思いついたら書きます。

岩本さん、ありがとう!


私の周りでたまたま何人か血豆や水ぶくれができるという人の話を同時期に聞いたのであれこれ考えていました。

なんでだろう?

それぞれの人の裸足で走る姿を直接見てないし、距離やペース、裸足じゃない時のペースなど詳しい事もわからないし、あくまで全部推測で考えてみた。

確実に言えるのは何らかの原因で足と地面との摩擦が大きくなっているという事。
血豆は打ち付けによるものだろうし、水ぶくれは擦れているからだと思います。

まず、一般的に良く言われているフォアフット。
あれのイメージで極端に前足部に加重しすぎて傷めるケース。
裸足で走ると確かにフォアフットになるでしょうが、意識しすぎの極端な加重は怪我に繋がります。
だからイメージするならフラット、もしくは足の前半分がつく感じ、それでも前足部に怪我が生じるなら思い切って踵も気にせずついて良し。

指は地面をつかまない。
上に反る。
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[指の様子]

足を引き上げる時は後ろにずれない様に、真上に引き上げる感じ。
足は前に降り出さず、踵がお尻に向かって振り上げられる感じ。

胸を張り背筋は伸ばしているが、身体を硬くしすぎて背が高くなりすぎるのは良くない。
良く、「腰高のフォームで」と聞くけれど、
裸足で走る場合は全身が柔軟にならないといけない。
上半身が硬く伸びすぎると、地面からの衝撃が吸収しきれず、腰などを痛める事になりそう。
膝の屈伸を上手く使って地面の衝撃を吸収する。
フラットな路面ではほぼ関係ないかもしれない&極端すぎる私の頭のイメージはスキーでこぶ斜面をやるときの感じ。

膝は柔軟に。
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[膝の様子]

いろいろポイントを書いたけど、
重要なのは深く考えずに、足裏のダメージを軽減するやりかたを身体で習得するのがよいと思います。
その為には足裏の痛くならない芝生の上でいくらやってもわからないかもしれない。
砂利道や粗い舗装路など、短い区間で試す事で、足をフラットに着いてフラットに引き上げるという事がわかるかもしれない。
変な着地だと痛すぎるからね!

実際、わたしも日常のランニングでは、数メートルの粗い区間を走ります。
そこで崩れそうになるフォームを再認識するのです。
きっとどんなコースにも多少粗い区間があるでしょう。
そこをスピードで着地数を減らしてダメージを軽減するのではなく、
かといってスピードを落としすぎるのではなく、
普通より気持ちおとしめのペースで、足裏をすらない様に、しかも抜重で、やってみる。

裸足じゃない時に普通に走れる人は、ついつい10km、20kmとチャレンジしてしまうけど、足裏にダメージができるなら、もっと短い距離を重ねた方がいい。
足裏にダメージができるとしばらく痛いし、ダメージができる前に止めてまた次の日または翌々日にやる方が皮膚も丈夫になる。

そんなところかな。

それと、裸足ランといっても足裏だけで走るんじゃない。靴の人より、より全身を使うという事です。大事なのは足首より上の部分です!(私のイメージ)

また思いついたら書きます。

丹後ウルトラの数日後、
PTAの行事で学校の草むしり3時間やったんですが、
どうやら何か吸い込んだみたいでその後から咳が止まりません。

熱も無く、タンもなく、咳だけでしたので、
耳鼻科に行ったら咳喘息かアレルギー性の喘息と言われました。
しばらくお薬飲んでいたのですが、
さらに1週間後には発熱など風邪の症状がでてきたので、
今度は内科に行きました。

風邪のお薬を貰って4日ぐらいで風邪の症状は収まったものの、
咳が治りません。

そうこうしているうちに、結局3週間経過してしまいました。
やっぱり咳喘息かな。
別のお医者さんに行くべきか。。

そんなわけで、思っていた様なトレーニングができず、
そのままずるずると大阪マラソンを迎えそう。

でも、京都マラソンが当たったのでべつに必死に記録を追い求めなくても、
ちょっとずつ進歩があればいいかな。

休み明けにもう一度、内科に行っとこう。

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