裸足で坂道をくだる

これもまた、タイムリーに上がって来たテーマ。

裸足で坂道を下る。
私は最初、足裏とか膝とかモモとかのダメージを恐れるあまり、
下りではものすごく減速し、歩いてるのか走ってるのかわからないぐらいのスピードになっていました。

去年の暮れに岩本能史さんの「非常識マラソンメソッド」を読みました。
ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヶ月で3時間13分!
という数年前に流行ったやつです。

いろいろとタイム短縮のアイデアが提供されているその中で「峠走」というのが私の心に響きました。
トレランではなく、アスファルトのオンロードを上り下りするものです。
これをする事によって「推進力」「心肺」「フォーム」「着地筋」の四つの要素が同時に鍛えられるという事です。
なんとお得な!!
あまり本の内容を書いちゃうといけないので、興味がわいたら本を読んでみてください。

そして下りでの着地はバンバン大きな音が鳴るくらいで良いとも書いてありました。
裸足ランで丁寧な音のならない着地を常々心がけていた私にとっては、うそやん!と思う様な指導です。

2014年篠山マラソンに向けて、わたしは峠走をやってみました。
積雪があったのと、路面が粗いという理由で靴を履いて。
その時は、そこそこ雪が積もっていたのでinov8のベアグリップというトレランシューズを履きました。
岩本さんの言う様に思い切ってバンバン足裏全体を叩き付ける様に坂を下りました。

スピードを追い求める事をしてこなかった私にとってはキロ5分以下になるというだけでものすごい体感でした。

それから数回峠走をし、篠山マラソンで自己ベストを出す事ができました。
ただし、篠山マラソンでは下り坂はありませんでした。

そして、2014年の丹後ウルトラ。
七竜峠の下りでそれらの経験が生かされました。
丹後ウルトラでは靴はなく裸足だったので、叩き付けるというイメージではなく、
足裏全体で素早く着地しつつ素早く離陸する。
引力に逆らわずに素早く足をまわしました。
回転数をあげました。

身体は平地を走っている時の地面に対しての角度と同じようにする。
その事によって下に落ちる(自然に前に進む)。
着地方法は平地と同じ。

ブレーキをかけない。ブレーキをかけると擦りむく。
踵から着かない。
踵から着くという事は上体が後ろに逃げてしまっているのだと思います。

だからといって前傾を意識しすぎず、胸を思い切り張って。

本当は碇高原の下りで実力を発揮したかったのだけど、登りきる前にリタイアしちゃったので、偉そうには言えません。
でも七竜峠は2回ちゃんと下ったしキロ4~5分ぐらいのスピードでした。
以前の私と比べると劇的に速くなりました。

足裏のダメージは無し。
打ち付けによる血豆もできません。

支離滅裂に書いちゃったので裸足での下り方のポイントをまとめると、

足裏全体で着地する。(着地音が大きくても良い)
踵から着地しない。(路面に対しての身体の角度は後ろに逃げない)
胸を張る。
スピードを殺さない様に、歩幅を広げすぎず、回転数をあげる。
(歩幅を広げすぎると踵から着きやすくなる)
それでいて優しく地面にタッチ。
重力が推進力となるので地面を蹴る事も無く進めます。

たぶん、フォームを矯正してもすぐにはできないと思います。
なぜならば、それに見合った着地筋が育たないといけないからです。
だから、峠走を何回かするといいと思います。

岩本さんによると、14kmぐらい続く下りを連続で下っていると悪いフォームでは続けられないと言う事ですが、裸足や薄い靴だと即故障(骨折など)に繋がるかもしれないので、くれぐれも気をつけてください。

ちなみに私の峠走は岩本さんの提唱する距離の半分の片道7kmです。

また思いついたら書きます。

岩本さん、ありがとう!


投稿者: tairamami

仕事はウェブ制作&開発・印刷デザイン。ブログはランニングやトライアスロン中心です。[不定期更新]

「裸足で坂道をくだる」への10件のフィードバック

  1. 早速のダウンヒル解説ありがとうございます!

    2年ほどビブラムでトレイルもウルトラもやっていますが、下りは後傾になってしまいペースダウンです。
    極めて快調な時に、回転数早く、前傾で行けた時もあるのですが、フォアフットを意識し過ぎていたと思います。前傾もしすぎなのでしょう、転倒の恐怖との戦いでした。

    足裏全体・前傾意識しすぎず・胸を張って・難しそうですが注意してやってみます。
    『非常識マラソンメソッド』も参考にしてみます。

  2. どういたしまして!

    お買い上げありがとうございました。
    今シーズン中に次の本、出る予定です。
    よろしければぜひ立ち読みしてください。。。

    ステキなRUNライフを🎶

  3. 平さんも最初は「うそやん」って思ったんですね。
    僕も、先々週、「マジでか?」って思いました(笑)
    あざいお市以降、なんとなく足に違和感があるので
    今日は控えますけど、大阪終わったら、
    また峠走がんばろうと思います。
    非常識マラソンメソッドも気になりますね。

  4. >岩本能史さん、
    「100kmマラソンは誰でも快走できる」も大変参考になりました!次の本もチェックしてみますね。ブログ記事読んでいただいてありがとうございます♪びっくりした。

  5. >井出さん
    違和感がある時は無理をしないで休んでくださいね!大阪は楽しみましょう。
    非常識マラソンメソッドは読み物としても面白いですよ。

  6. まず坂道でスピードを上げる勇気が必要ですね。
    脚への負担より足の裏への負担が大きい気がして
    なかなか上手にスピード出せて下れません。

  7. >中村健一さん、
    私は最初に峠走するとき靴を履いてたので思い切りできました。
    裏山で時々チャレンジする時も、穴のあいたVFF KSOを履いています。
    路面状態がよければ裸足になるのですが、アスファルトがすごく割れています。
    まずは、薄い履物でやってみるというのはどうでしょう?
    滑らかな路面の下りがあれば裸足でもいいと思います。
    でももしかするとフラット路面で怪我無く走れる様になってからの方がいいかもしれません。
    裸足で峠走はとても危険なのでくれぐれも無理の無い様に。。

  8. 5月の100kmマラソンでも、上りで抜いた同じランナーに下りで追い抜かされ、でも次の上りで抜いて、また下りで抜かされ・・・を繰り返す場面がありました。(私の場合はビーサンでしたが)
    私も下りのスピードが課題なんですが、参考にしていろいろ試してみます♪

  9. >bunbunさん、
    こんにちは!薄い靴は登りは有利ですよね。
    わたしも前にワラーチで下ったとき、あまりにもぺんぺん音がするので、恥ずかしくて減速した事があります。でも、音がなってもいいのです。ビーサンについては坂を下った事が無いのでよくわかりませんが、いろいろ試してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)