鞍馬〜花背峠〜京北のぐるっと一人旅ロードバイク

友達が鯖街道ウルトラマラソンに出るので花背峠から少し登った杉峠エイドまで応援に向かった。
鯖街道ウルトラマラソンは、福井県小浜をスタートして京都、出町柳をゴールとする全長76キロのロングディスタンスマラソンで、Aコースは標高800m級の山を3つ越えるハードなコース設定となっています。
中間地点からスタートするBコースは約43kmで前半に2つほど山を上り下りします。
友達はAコース=全鯖に対して半鯖と言われるBコースに出場。
杉峠まではスタート地点から約20kmなので、めっちゃ早くても2時間かかるだろうと、10時スタートから2時間後の12時を目標に家を出発しました。

安易な気持ちで行くって決めたものの、念のため花背を検索してみたらなんだか本気の人がトライする峠コースらしい。
まぁ私は応援が目的だから最悪全押しで登ればいいや。みたいな軽い気持ちでとりあえず自宅から1時間20分ほどで鞍馬に到着。

いつも食べるソフトクリームが私を誘惑してくるので5分ぐらい悩んで結局お店に入りました。
お店のお姉さんはいつもお茶をくれたりとても親切です。
自転車買ったばっかりなんですと言う話から、お姉さんも昔トライアスロンしていたという話になり、自転車のコースの雲ヶ畑を勧められました。

20分ほど休憩し、出発。

しばらく行くと登りに差し掛かりました。
鯖の選手がぽつぽつ降りてきます。たぶん先頭の方の人。

私はすぐに漕げなくなり、休憩。
1分ほど休憩して漕ぎ出すと不思議なぐらい軽く漕げるんです。
あれ?いけるんちゃうん。
しかし、そうは行きませんでした。200m〜500mほど進んだらもう止まってしまう。

こんな坂、無理〜〜〜。

仕方が無い、もうここで応援でもいいわ。

そう思いつつ、休憩→回復→漕ぐ→休憩を繰り返してじりじり進んでいった。

下ってくる自転車にあいさつしながらも笑ってごまかす。
ヘタレ込んでいる私に「頑張って」って声をかけてくれた人もいた。

あぁ、あの人たちはこの坂を登ったのか。
普通に登れるんだなぁ。私もいつか登れる様になるんだろうか?
いや、もう再チャレンジは無いな。

何度休憩しただろうか、水玉のエイドにゴリさん発見。
事前に知らなかったのでちょっと元気復活。コーラもいただいた。
こんな山の中、知っている人にあえるとなんかほっとする。

そこからまた5回ぐらい休憩してようやく花背峠のてっぺん?に到着。
めっちゃ何回も脚ついたというか休憩しまくったけど、登った事には変わりない笑。
記念に写真を撮った。

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鞍馬から花背峠まで、1時間もかかりました。
早い人だと20分ぐらいで登るらしいです…

どうやら杉峠エイドまでは舗装されているという事だったので、
もう一踏ん張り、進む。
しばらく行くと声が聞こえて来た。
10分ほどで杉峠エイドに到着した!

家から3時間弱。

どうやら間に合ったっぽい。

jowanさんツルさん、まりもさんがここでスタッフをされていた。
豆腐素麺がここの名物。

約40分滞在し、目的の友達にあえて、帰る事にした。
来た道を下るのは傾斜がきつくてしんどそう…
事前に北側に降りて貴船の方から戻るパターンをちらっと見たので、
北側に降りる事にした。

快適な斜度の下り。
こんなに気持ち良くていいのかと不安になるほどどんどん進む。

だいぶ下ったところで貴船の分岐があった。
そこで凄く悩んだ。
細い道とか車が多い道はいやだなぁ。
私は貴船に進まず、そのまま京北へ向かった。

この辺りは昔よく車では通ったことのある道。
ぐるーっと回るとすぐ自宅というイメージがあった。

しかし、進んでも進んでも京都市内への標識が出てこない。
不安になって、山国駐在所(たぶん)で道を尋ねる。
京都市内に行けますか?行けますよ。ウッディ京北を曲がれば天神川にでます。

よかった。あまりにも行けども行けども終わりが見えないので不安になってました。
それからまただいぶ進んでようやくウッディ京北に到着。
ヘロヘロになって自転車を降りると、ロードバイクの男性がヘロヘロすぎる私を見て笑ってた。

この日二本目のソフトクリームは京北大納言小豆。
美味しかった。あと残り30kmか40km。
帰れるのか?順調に行けば2時間。

そこから栗尾バイパス。
トンネルの恐怖があった。
すぐ抜けると思ったらめっちゃ長い。
ライトつけてない。でも怖くて今更止まれない。
どんだけ長いねん!(全長2,313mだそうです)
必死で漕ぎました。

似た様な長さのトンネルが何カ所かありました。
結局、ライトをつけずじまい。大変あぶない走行でした。
ライトつけた事が無いのでつくかどうかまだ知りません。

もし次回があれば、ちゃんとトンネル手前で止まってつけます。

そして懐かしい高雄に到着。
徐々にのぼりが..もう足が言う事を聞かない。

2回目の東海自然歩道の時にバスにのったバス停で休憩。

最後ののぼりを登りきってようやく昔住んでた町にさしかかる。
ほっと一安心。
しかし、私はその時最後の9号線の登りの事を考えていた。
もうこれ以上登れない。
でも自宅へはどのルートでも最後に登りが待ち構えている。

肩で息をしながら無い力を振り絞り、最後の坂を登りきってなんとか無事に帰り着きました。
いやぁ、長かった。
これまでの私の最長距離は40km程度。
今度行くびわ湖の為の足慣らしに60kmぐらいと思っていたのが、
とんだ誤算。93kmも走ってしまった。
実走行時間は4時間36分です。

しかし、花背の様な峠さえ無ければ何の問題も無い事がわかって安心した。
服装もランニングと同じウエアで問題なかった。
(※短パンの下にパールイズミ 【W742】メッシュインナーパンツ着用)
4、5年ぐらい前、マラソン始めたての時に、大阪、淀川、神戸とフルマラソン3連チャンして足がおかしくなったとき、町乗りMTBで30km走ってみたらめっちゃお尻が痛くなったので、その時にこのインナーパンツ買いました。
買ったものの、結局それっきり自転車に乗る事は無かったので、今までタンスにしまって一度も履いてませんでしたが、ようやく役立ちました。

あとは担ぐバックパックがもう少し大きいのになるから、それの不安があるかな。

振り返れば大変楽しい1日でした。
京北はとても走りやすかったのでまた行こうと思います。

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コメント(2)

お疲れ様です。ランニングと同じウエアで問題ないとは!
90kmも乗って、お尻痛くなりませんでしたか?ポジションやサドルが平さんにばっちり合ってるのでしょうか。(^^)

>KANさん、おはようございます。
あランニングウエアの下は「パールイズミ 【W742】メッシュインナーパンツ」を着用しました。薄いパッドが入っているものです。どっかり座らない様に気をつけて、お尻は大丈夫でした。ポジションはお店の人の指示通り。サドルは最初からついていたものです。行動範囲が広くとれる自転車が思いのほか楽しくてはまりそうです!

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このページは、tairaが2015年5月18日 19:29に書いたブログ記事です。

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