アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンに参加してきました。
名古屋に住む弟の新居と一人増えた甥っ子たちに会うという行事もかねて、電車で行ってきました。
大会の参加費が高額なので、荷物類は全部巨大なリュックに担いで、輪行スタイルでハードな移動となりました。
朝、タクシーを呼んで、後部座席に輪行袋をもって座り、巨大なリュックはトランクへ。
この時、予想以上に乗降車に時間がかかり、新幹線を1本逃してしまいました。
これがこの日の最初で最大の失敗。
乗り継ぎでも少しずつロスが発生し、説明会場に9時半に着く予定が、10時10分となってしまいました。
説明会は合計5回も開かれるのですが、最初の1回目を逃すと次は英語のみの説明会、その次がプロ専用説明会、参加できるのは3時間後の13時〜の説明会となりました。
この説明会に参加しないとバイクチェックインができません。
先に選手登録が出来る様でしたので、選手登録だけ済ませ、コンビニでおにぎりなどを購入し、ベンチにすわって早めの昼食にしました。あとは文庫本を読んで時間を過ごし、30分前に説明会場に移動しました。
セントレア空港内で選手登録や協議説明会がありましたが、それぞれの会場がなにげに離れていて、巨大な荷物が私を疲労させました。説明会終了後、バイクを組み立てて移動しましたが、空港内は組み立てた状態で移動しても問題なかった様で、空港についてすぐに組み立てたらもっと移動が楽だったと思います。
そして説明会場からバイクチェックインへ。これがまた空港からシャトルバスで30分ほどはなれたビーチなのです。シャトルバスと同時にバイクを運んでくれるトラックも並走してくれます。
ちょうどバスが出たばっかりで、30分ほど待ちました。
当初の予定では弟の家に14時までに着く予定だったのに、この時すでに15時。
早く甥っ子たちと遊びたいのに!
そして新舞子のバイクチェックイン会場へ。
問題なくチェックイン。
去年参加したショートの大会のバイクたちとは雰囲気が違いました。
TTバイクの数がすっごく多い!
女性のラックにもTTバイクがいっぱい。
そしてロードでもエアロバーがついていないバイクはほとんどありませんでした。
なんか私は場違いかな?とか思いながら、タイヤのエアーだけ入れてセッティング終了。
ヘルメットは取り付け禁止です。
シューズもヘルメットもT1用の袋に入れ、場所の確認の意味も込めてセットしに行く。
これで予定終了。
会場を後にし、10分ぐらい歩いた最寄り駅の新舞子から名古屋の弟の家を目指します。
ちょうど目の前に電車が来たのにそれに乗って良いのかどうかわからなかったので、やり過ごしたらその電車でよかったみたいで、次の電車まで20分まちとなってしまいました。
結局、弟の家にたどり着いたのが6時過ぎ。
ゆっくり子どもたちと遊ぶという私の計画は失敗に終わりました。
でも少ない時間、子どもたちともふれあえてすぐに私に馴染んでくれたのでよかったです。
翌朝、大会当日の朝、
始発で新舞子に向かいました。
バイクエリアオープンは5:30〜7:30。
私が会場に着いたのは6:50でした。
バイクに補給食とサイコンをセットし、タイヤを触ってみたらなんとなく柔らかい気がする。
でも手荷物袋から飛び出してポンプは入れないでくださいと言われていたので、この時はフロアポンプを持ってきてません。
整備の人があちこちでポンプを持っていたので、頼もうかなどうしようかなと迷ったあげく、結局何もせずにバイクエリアを後にしました。
T1の荷物に入れ忘れていたゼッケンベルトを入れ、準備終了。
ウェーブスタートなので、7:30の最初のスタートから9:30の私のスタートまで2時間あります。
まずプロの人たちのスタートを見学しました。
スイムがめっちゃ速い人は1.9kmを20分ぐらいで戻ってくるそうです。
ある程度見たら、芝生に座りくりーむぱんをゆっくり食べました。
もう一度、コースや注意事項のプリントをおさらいして、1時間前になったらウェットをゆっくり着用しました。
隣にいた男性は手袋をしてワセリンを塗ってました。
やっぱりワセリン塗った方がいいのかな?
気になります。
水際の方を見ると、海に入っている人がたくさんいます。
参加要項には「スタート前のウォームアップは、6時30分~7時15分に限って行うことが出来ます」と記載があったのに。そこで私もちょっと身体を浸けるだけ海に入りました。
ひんやり冷たかったです。
そしていよいよ最終ウェーブが近づきました。
1時間前からキャップをかぶっていたので、頭の締め付けが気になって、15分前に脱ぎました。
キャップは直前で良いですね。
スタートエリアに入って少し水分補給して後ろの方に並びます。
そしてスタート。
一度も足をつかず1.9kmは初めての事です。
やっぱり混雑してしっかり泳ぐと前の人にあたります。足がゴーグルにあたってちょっとずれたので、焦りました。落ち着いてはめ直して、人の少ないところを探しながら遠慮がちに進む。この辺がまだ上手くやり過ごせない点です。人の上に乗ってまで前に進みたくないし。
外側に大きく外れて泳ぎました。
かなり外側だったのに、あたってくる男の人(リレーの選手?)がいて、わざわざ「すいません」と謝って来ました。泳ぎながらしゃべれるってすごい余裕ですね。わたしは大丈夫ですと答えた様な答えなかった様な。
心拍が上がりすぎて死んでしまうのが怖いので、力まずにゆっくり動きました。
ラスト700mぐらいのところで右足がつりました。
これでリタイアか?嫌だ。遅くても良いから泳ぎきろう。そう思ってキックはせず、気持ちを落ち着かせながら腕だけで泳ぎました。腕も力を入れすぎない様に、脱力で。
だいたい4回かいたら前方を確認するというサイクルだったので、なかなか進まなかったと思います。
もう少し自信を持って泳げる様になればタイムも縮まると思います。
足がつったもののなんとか浜に到着。
悪化すると困るので、焦らずゆっくり進み、更衣室で椅子に腰を下ろしてウエットスーツを脱ぎました。
去年の大会ではアンクルバンドなどを外し忘れ、ウェットスーツを脱ぐのに大変時間をかけてしまったので、今回は落ち着いてチップとガーミンを外し、手足がつらない様にゆっくり脱ぎました。
周りの人はペットボトルに水を入れて持ってきていました。
私は用意してなかったので砂だらけのまま靴下を履いてビンディングシューズを履きました。
一応、顔だけ日焼け止めをぬり、肩の日焼け防止のためボレロを着用。
ヘルメット、サングラス、グローブをはめ、バイクラックへ小走りで進む。
エイドでお水を一口。
バイクスタート。
なかなか気持ちの切り替えができませんが、漕ぎ出すとだんだんバイクの気分に入れ替わりました。
最初は1周16kmのコースを4周まわりますので、もうすでにたくさんのバイクが走っています。
高速道路に合流する様な気分ですね。
私は遅いので速い人の迷惑にならない様に、左に寄って無理な追い越しはせず、淡々と進みました。
周回コースは1箇所だけアップダウンがある、平坦なコースで、カーブやUターンもたくさんあります。
アップダウンでは私は強い様でした。でも平坦なところになると途端に抜かされます。
やっぱりエアロバーがついていると差が出てくるのでしょうか。
あと、ボレロも身体にフィットせず、ぱたぱたはためいてよくなかったみたいです。
上からサイクルジャージを着た方が良さそうです。もしくは日焼け止めを塗るか。日焼けを諦めるか。
補給食は2周目ぐらいから、手作りのクッキーを食べました。歯ごたえがあって美味しかったです。
ただ、ジップロックの袋に入れていて口をチャックしていたので開けるのが大変でした。
最初から開けておくと良かったです。
あとは、パウンドケーキもラップに包んで用意していました。これも美味しかったし、上手く食べる事が出来ました。
ドリンクは麦茶です。ボトルに半分ぐらい入れていました。
300mlぐらいでちょうどいい量でした。
エイドでアイアンマンのボトルがもらえるので、ボトルゲージは1個空けてありました。
3周目で水のボトルをもらって口をすすぎ、残りの水はすぐに捨てました。
4周目になったらもう後ろから抜いてくる人はいなくなりました。
あとはこちらが抜かすばかりです。
ほぼフラットコースなので想定していたより早いペースで進む事が出来ました。
途中でパンクしている人や落車したのかな?という人が何人かいました。
背中が汚れている人も見たので、転んだんでしょうね。
そして周回コースが終わり、のこり26kmに。
ここからが田舎道のアップダウンが続きました。
今回の大会に向けて花背峠の坂を何度も登ったので、私にとってはそれほど大した坂ではありませんでしたので、やっぱり登りでは何台も抜いて行きました。
ただ、向かい風が強く、フラット&直線コースなのに全然進めないというシーンが多かったです。
そして懸念していたタイヤの問題やその他のバイクトラブルは発生せず、T2の小学校へ到着。
バイクをラックに掛け、そこから荷物まで結構距離があるのでシューズを脱いでいいかどうか聞いてから、靴下1枚になって走り更衣室へ。右足がしびれ靴は拷問でした。
ベンチに腰掛けて落ち着いてボレロを脱ぎ、靴下も脱いでVFFを履きました。ランはシンプルでいいです。
学校にはすぐのところにトイレがあったので、ここでトイレ利用。
ガーミンON。
そしてバイクで固まった身体をほぐす様な気持ちでゆっくりジョグ開始。
もう何も心配事が無くなって解放された気分です。
あとは走れば良いだけ。
コースは細かいアップダウンの連続でした。
やっぱり、抜かされることはほとんど無く、前を走っている人を拾って行く感じで進みました。
特に坂の登りは歩いている人ばっかり。
私は全部の区間を走りきりました。
下りは得意なのでとばしました。
割と短い間隔で設置されたエイドではコーラが用意されているところもあり、2回ほど飲みました。
あと、ゼリーもありがたかったです。
とにかく坂が多くてそのうち笑えてきました。
後半はずっと笑ってへらへらしていた様な気がします。
あと4キロのところの曲がり角に弟が立っていました。
聞いてなかったのでびっくり!
本当なら、ゴールした後に再び電車で移動して弟の家まで戻る予定でしたので。
感激でした。家族全員で応援に来てくれたそうです。
セントレアに近づいて最後の1キロというところでフィニッシュゲートを見せておきながらもう1往復させるという演出に笑いました。これに対して不満の声も聞こえましたが私はとっても良いと思いました。
ラスト1キロは5分半ぐらいで。
ゴール後、バイクを車に積込むのに四苦八苦して、スーパー銭湯に行って軽く食事をし、名古屋駅まで送ってもらいました。
荷物が重くて新幹線から在来線の移動が辛かったです。
肩ひもを工夫すれば少しマシになるかもしれません。
とても良い旅になりました。
アイアンマン70.3 完走おめでとうございます。
梅雨の合間の晴天で良かったですね。
終わって体の痛いところとかはありませんでしたか?
やっぱり、バイクの登坂練習は大事そう。
今年は自分を甘やかして平地ばっかりです。(-_-;)
久しぶりに六甲山でも登ろうかな。
今年はトライアスロン伊勢、珠洲、加西にエントリーしてます。
>KANさん、ありがとうございます!身体の痛いところは特にないです。まだまだ頑張りが足りていないという事だと思います。疲労は水都ウルトラ70kmのダメージの半分ぐらいの感じです。しいて言えば輪行バッグを左肩に担いだ時に擦れて傷が出来た辺りが痛いです(笑)。登坂練習は余裕に繋がると思います。伊勢いいですね!珠洲も視野に入れてました。どんなコースか知りたいです。もし良かったらまたこちらに書き込んでいただけると嬉しいです。KANさんはブログ書いてないんですか?あったら教えてください。ブックマークします。どの大会も良い記憶になります様に!
先日の丹後で声かけさせていただいたルナサンダルの白黒のトライスーツを着てたものです。丹後リタイアは残念ですね。たしか次は初開催の鳥取砂丘トライアスロンに参戦とお聞きしました。私ごとながら運営スタッフとして関わっておりますので、お見かけしたら応援しますね。
砂丘のランコースは相当なアップダウンだとトライアスロン協会からのメルマガにありましたので、それに対応できる練習をされるのが吉かと。スイムは我が家がおかず用にアジのサビキ釣りに行く港なのでとても綺麗ですが、季節柄クラゲがいる可能性があるのでクラゲよけがあったほうが良いかもしれません。
バイクはほぼフラットで9割ぐらいDHバーを握りっぱなしになる高速コースですね。
TTバイクやDHバーの最大のメリットは空気抵抗の低減ですが、エイジクラスであればポジションを変えることで違う筋肉を使えて楽ができることのほうがメリットだと思います。つまりごまかしが効く。登りが多い皆生でも下りや平地でその恩恵を実感できますからね。長文になりスミマセン。良いレースを!
>ルナサンダルMAEDAさん、覚えてくださってありがとうございます!嬉しいです。たしか弥栄庁舎の前か後あたりでお話ししたんじゃないかと思います。次走は鳥取砂丘トライアスロンです。コースの様子を教えていただき助かります!楽しそうなコースですね。ただ、足の甲を痛めているのでぶっつけ本番です。タイムは気にせず無理だったらランは棄権もあるかもしれません。クラゲ除けってあるんですね。私はフルスーツなのでほぼ隠れますが、この際、試しにクラゲ除けを使ってみます。平地はまったくだめなのですが、初めてDHバーを付けたので大会で試すのが楽しみです。皆生ももう少し強くなったら出てみたいです。私のナンバーは113です。もし見かけたら声をかけてください!
そうそう!弥栄庁舎の手前です〜
足の甲のケガが気になりますが安全第一で楽しんでください。砂丘トライアスロンは第一回ですが、皆生トライアスロンの現役&OBがスタッフで数多く関わっていますので、選手が気持ちよくレースできるようにサポートしてもらえるはずです。
あとクラゲよけですが「SAFE SEA」というイスラエル製の商品でUVカットも兼ねているので一石二鳥です。若狭湾のOWSでノーウェットでクラゲのカーテンの中を泳ぎましたが刺されることはなかったです。
ゼッケン113を見つけたら全力で応援します!
>ルナサンダルMAEDAさん、情報ありがとうございます。「SAFE SEA」注文しました!そんなに効くんですね。まったく知りませんでした。第一回の大会楽しみにしてます!