WordPressの管理画面にログインしたら、画面が真っ白になってしまった——。
突然のトラブルで何もできなくなり、焦った経験はありませんか?
実はこの「真っ白画面」は、WordPressでは非常に多いトラブルのひとつです。
ほとんどの場合、原因は特定でき、適切に対処すれば復旧できます。
この記事では、よくある原因と自分でできる復旧方法を分かりやすくまとめました。
よくある原因
WordPressが真っ白になる主な原因
WordPressで画面が真っ白になる原因には、いくつかのパターンがあります。
特に多いのは次の5つです。
- プラグイン同士の競合
- テーマのエラー(PHPファイルの不具合)
- PHPバージョンの不一致
- functions.phpなどのカスタマイズによる致命的エラー
- メモリ不足やサーバー内部エラー(500エラー)
自分でできる対処方法
WordPressの画面が真っ白になった場合は、
原因を一つずつ切り分けることが復旧の近道です。
以下の手順を上から順番に試してみてください。

1. サーバーのエラーログを確認する
レンタルサーバーの管理画面から「エラーログ」を確認します。
直近のエラー内容に「Fatal error」や「Memory」などの記述があれば、
その内容から原因を特定できます。
2. WP_DEBUG を有効にしてエラー内容を表示する
wp-config.phpに以下を追記し、エラー内容を画面に表示します。
define( ‘WP_DEBUG’, true );
define( ‘WP_DEBUG_DISPLAY’, true );
※ 復旧後は必ず false に戻してください。
3. プラグインをすべて停止して確認する
FTPまたはファイルマネージャーで plugins フォルダ名を一時的に変更します。
例:plugins → plugins_backup
画面が表示されるようなら、特定のプラグインが原因です。

4. テーマを一時的にデフォルトテーマに切り替える
themes フォルダ内のテーマ名を変更し、twentytwentyfour などWordPress標準テーマを有効化します。
5. PHPバージョンが適切か確認する
サーバーのPHPバージョンを確認し、WordPress推奨バージョン(PHP 8.1以上推奨)へ変更します。
直らない場合の対応
それでも直らない場合は
原因の切り分けが難しい場合や、復旧作業に自信がない場合は、
無理に触り続けると状況が悪化してしまう可能性があります。
特に、サーバー設定やデータベース操作が関わるケースでは注意が必要です。
以下の方法も検討してください。
- バックアップから復元する
- レンタルサーバーに問い合わせる
- 専門家に依頼する

WordPressの“真っ白画面”は、適切に原因を特定できれば復旧できるケースがほとんどです。
一人で抱え込まず、早めに相談することをおすすめします。
まとめ
WordPressで画面が真っ白になるトラブルは突然起こりますが、
原因を切り分けて確認していけば、復旧できるケースがほとんどです。
- プラグインの競合
- テーマやPHPのエラー
- PHPバージョン不一致
- カスタマイズによる致命的エラー
- メモリ不足やサーバーエラー
まずは落ち着いて、この記事の手順を順番に試してみてください。
もし作業に不安がある場合や、早急な復旧が必要な場合は、
専門家に依頼するのが最も安全で確実です。

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