ダイヤモンド・プリンセス号の感染者数
上陸前事例について(4月3日18時時点版)
厚生労働省より(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10351.html)
ダイヤモンド・プリンセス号(クルーズ船)の感染率は、19%です。
船の中は換気が悪く完全にクリーンエリアとを分離できずに、感染者と未感染者を狭い空間に長期間閉じ込めていました。その劣悪さについては岩田健太郎先生も訴えていましたね。
その最悪な空間で1ヶ月超いわば、ロックダウンされていたわけです。
感染率19%、死亡率0.3%です。
たぶん、普段の生活でクルーズ船のような特殊な環境に1ヶ月間閉じ込められることはほぼないでしょう。
そんな考えられる最悪な状況の中での感染率19%、死亡率0.3%です。
普通の生活でこれより悪くなることは、あまり考えられないですよね?
ということで、このケース以上最悪な感染爆発にはならないです。
WHOが1人が感染させる人数は2.5人(基本再生産数 R0: 2.5)と暫定的に示しました。
この基本再生産数に基づき、シミュレーションされ緊急事態宣言の解除の目安とされているわけですが、1人から2.5人というのを計算すると、なんとわずか9ターン目で3800人となっちゃいます。
しかし、クルーズ船ではそんなことは起こってないんですよね。
「欧米に近い外出制限を」 西浦博教授が感染者試算
「人の接触を8割減らせれば感染減に」
日経新聞より抜粋(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57610560T00C20A4MM0000/)
ということで、上記表のような感染の広がりは起こらないということになります。
もし、このグラフどおりならクルーズ船の人は1ヶ月で全員アウトです。
以上。