話は前後するけど、
月初に六甲山全山縦走行って来た。
関東からのお友達、あ~様とのんびりペースで。
単独でない縦走は、初めて全山体験した時以来。
寂しさは無いけれどしんどさは無くならないねー。
あ~様は神戸に前泊、私は京都から始発で約2時間の電車の旅。
朝は4時に起きました。
スタートはなんやかんやして、
7:12
天候は曇り。
風は吹いているけれど湿度が高そう。
いつもの温度計は25度だった。
おや涼しいやん。と勘違いして進んだら、暑さにやられたっぽい。
補給のタイミングが上手くいかず。。
せっかくのコンビニであまり食べる事ができなかった。
あ~様は最初の登りと階段でやられたらしく、辛そうだった。
8:30
馬ノ背に到着。
この景色はテンション上がるね!
下水処理場でついに水をかぶる。
湯気の出そうな頭をしばらく冷やしました。
11:40
菊水山山頂到着。
しばらく横になって風に吹かれる。
暑すぎて辛かった。
しかも、水分の準備が十分でなく、大龍寺の自販機までさらに辛い時間が続いた。
大龍寺の自販機でトレランが初めてだという男性とお話をしました。
最近マラソンを始めたところで、トレランというのがあるのを知って、
今日初めてトレランしてみたという事でした。
初めてで全山!?というと、
むかし、全山縦走したことがあって、その時は大した事ないと思ったらしい。。
聞くと、ライトを持っていないという事なので、
私たちと同じペースでは宝塚は厳しいですよ。
と言いました。
天候も悪いし、きっと真っ暗になる。
男性は先に出発しました。
今回はガーミンも使ってないし、写真もあまり撮ってなくて、ポイントの時間が不明。
あ~様にガーミンのデータを見せてもらった!
市ヶ原は平日という事もあり、ほとんど人がいませんでした。
しばらく休憩して進みました。
長い長い天狗道。
一人じゃないからかいつもよりは短く感じました。
掬星台の少し手前で男性に追いつきました。
掬星台は雲の中でした。
ここで私はまたまた水かぶりをしました。
しかし、雲の中で涼しく、冷やす必要もなかったのかも。
掬星台からの道が霧深い事もあり、わからないというのでしばらく男性と同行しました。
このあたりから男性は遅れがちになり、もうあう事はありませんでした。
道も知らなかったらわからなくなるだろうし、
ちゃんとリタイアできたのかとても心配になりましたが、私より大人だからきっと大丈夫だろう。
わたしはエネルギー切れの状態が続いてふらふらだった。
とにかく、ガーデンテラスでうどんが食べたかった。
淡々と舗装路を走り、ゴルフ場をぬけ、たどり着いた。
16:40
ガーデンテラス。
なんと、フードコーナーが終了していた。。
初めての経験。平日だからか?
今調べてみたら19:00(LO)って書いてあるやん!
天候が悪すぎたからか。
なんせ、霧で視界5mだもんね。
手がぶるぶるしびれるぐらいお腹が減っていて、
レストランが空いていたのでそちらで一服した。
私はめん類が食べたかったし、もうそれだけしか考えてなかったから、
洋食が受け付けられなかった。
しかたなく、豆のスープと野菜サラダを少し食べる。
ここでリタイアする?
でも、せっかくここまで来たからには最高峰いっとこか?
となったけれど、最後の細かいアップダウンはこたえる。
しかも、小雨で霧深いし、笹の中を進むのは怖い。
この前、トレランの男女とだいたい同じペースで私がだいぶ先行していたのに、
最高峰までのアップダウンで舗装路にでると、舗装路の方から走ってくるのに出くわしたという事があった。
舗装路の方が早いんかな~というのを今回試す事にした。
初めて通る道なので何回も地図をみながら、舗装路を進む。
確かに早くて楽チン。かなり時間短縮できたと思う。
でも結局、行き過ぎてしまった。
すこし戻るかたちで最高峰に立ち寄る。
なんか、建物ができていた。
17:40
ようやく最高峰で記念撮影。
かなり遅いな。。
そこからも、霧深く、車を恐れながら舗装路を進む。
宝塚まで12kmの看板は字が消えかかっていた。
霧が深く、分岐がわかりにくい。
せっかくのRUN区間だったけれど、ここで遭難しても笑えない。
早足でひたすら歩く。
5キロほどすすんだら暗くなった。
ライトを付ける。
霧深くさらに見えづらい。
注意深く見ないとコースがわからない。
ちょっと怖かった。(本当は危なかったのかもしれない)
途中でガサゴソっという音が聞こえて、
そこからは大きな声をだすようにしながら歩いたり
ときどき霧が晴れて走ったりした。
なんとか塩尾寺に到着。
あ~ちゃんは元気そうだったけど
私はスタミナ切れで死亡寸前だった。
ベンチでひっくり返った。
数分後、耳元で蚊の羽音が聞こえ、出発を余儀なくされた。
最後の下りが限界を超えた私の足にはキツすぎた。
21:00
ローソン着
約13時間50分の旅となりました。
なんと、宝塚温泉が休み!!!!
私は温泉に入らないと回復できない。
死にそうになりながら駅へ向かい、
あ~様が京都駅へ行くので途中まで一緒に行く事にした。
雨と汗と泥でぐたぐたになったまま、
なんの飲み食いもせず、
電車に乗って帰ったのでした。
過酷な1日でした。
でも翌日には苦痛の部分はきれいに忘れ去られていましたとさ。
おしまい。