コロナのパンデミックと黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題

中国武漢から発生したとされる新型コロナウイルスについて、直感的に釈然としないもやもや感があり、いろいろ調べまくっていました。
私の中では、コロナウイルス自体は普通の風邪であり、必要以上に恐怖を感じなくてもよいが、インフルエンザ同様に予防は必要という結論に達しました。

そうした中、黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題が湧き上がってきたため、それについても調べ始めました。
直感的には「どうみても定年延長はまずいだろ〜」と思ったものの、それが本当にそうなのかどうかを確認することと、このことによる延長容認派と延長しない派双方の利害関係を調べました。

そして、過去に遡り、派生する問題の細部にまで潜り込んだ時、網の目のようにいろんな問題がつながっていったのです。

私は自営業で自由な時間が多く、ながら調査(仕事しながら調査)できる上に、コロナ自粛のため私の屋外活動が制限されたことで、たくさんの時間が使えました。
それでも、眠れないほどの情報に出会った時もあり、さらに時間を費やしました。

これらの問題の全貌を短時間で把握することは、普通の暮らしをしていたら絶対無理です。
だから多くの人は表面的に批判したり、薄い理解で賛同したりしてしまうことは、誰にも責められません。

また、それらの情報中には各種陰謀論もあります。
しかし、陰謀論をまとめても、所詮陰謀論にしかならず、意味がありません。

実際に公に晒されている情報を整理して自分用にメモしていこうと思い、ブログを再開しました。
(ついでに過去の非公開にしたブログも一部再公開していきます。古い情報なので日付に注意してください。)

2020年5月19日時点での私の考えは、
今大切なのは、
皆が自分や他人を愛し、異なる考えを尊重し、おかしいことには声をあげ議論し、証拠開示を求める事。
夢のようなスーパーヒーローに全てを委ねて自分の行動や考えを放棄しない事、自主的な考えと行動の積み重ねが大事です。

調査や記述はかなり心と体を消耗するので、どのくらいできるかわかりませんが、
少しずつまとめていこうと思います。

ダイヤモンド・プリンセス号から見る新型コロナウイルスの真相

ダイヤモンド・プリンセス号の感染者数

上陸前事例について(4月3日18時時点版)

Unknown-1厚生労働省より(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10351.html

ダイヤモンド・プリンセス号(クルーズ船)の感染率は、19%です。
船の中は換気が悪く完全にクリーンエリアとを分離できずに、感染者と未感染者を狭い空間に長期間閉じ込めていました。その劣悪さについては岩田健太郎先生も訴えていましたね。

その最悪な空間で1ヶ月超いわば、ロックダウンされていたわけです。
感染率19%、死亡率0.3%です。

たぶん、普段の生活でクルーズ船のような特殊な環境に1ヶ月間閉じ込められることはほぼないでしょう。

そんな考えられる最悪な状況の中での感染率19%、死亡率0.3%です。

普通の生活でこれより悪くなることは、あまり考えられないですよね?

ということで、このケース以上最悪な感染爆発にはならないです。

WHOが1人が感染させる人数は2.5人(基本再生産数 R0: 2.5)と暫定的に示しました。

この基本再生産数に基づき、シミュレーションされ緊急事態宣言の解除の目安とされているわけですが、1人から2.5人というのを計算すると、なんとわずか9ターン目で3800人となっちゃいます。

しかし、クルーズ船ではそんなことは起こってないんですよね。

「欧米に近い外出制限を」 西浦博教授が感染者試算
「人の接触を8割減らせれば感染減に」

https---imgix-proxy.n8s.jp-DSXMZO5761218003042020I00001-PN1-5

日経新聞より抜粋(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57610560T00C20A4MM0000/)

ということで、上記表のような感染の広がりは起こらないということになります。
もし、このグラフどおりならクルーズ船の人は1ヶ月で全員アウトです。

以上。

2015歴史街道丹後100kmウルトラマラソンの結果(完走記)

結論を急ぎたい人向けに↓
[国際親善大会 第15回2015歴史街道丹後100kmウルトラマラソン]
13時間58分13秒、完全オール裸足でゴールしました。PBわずかに更新(笑)
(100km女子完走率67.3%)
読んでくれてありがとう!

☆本文———
前日は夕方4時間ほど眠れないながらもじっと横たわって身体を休める作戦で仮眠。
夜10時に自宅を出発し、11:30京都駅発のトップツアーのバスに乗って、
3時前に現地到着。
去年は時間が無くなって食べ物が喉を通らなかったので、前もって着替えポイントに預ける様の補給食を分割梱包しておいた。
3:10からの当日受付開始までに自分で用意したおにぎりと卵焼きを食べ、カップ麺は食べる気がしなかったのでやめた。トップツアーのお弁当は申し訳ないけどお茶以外手を付けず。
ウィダーインゼリー1個補給。
トイレ&受付に向かう。
西村さんと無事再会。お互いに例年の定位置で準備をすすめる。
女子用の仮設トイレは一番乗りだったからか、とてもきれいでいい匂いもした。
体育館に入った瞬間、としえちゃんと目が合った!
思わず抱き合って喜んだ!まさかそんな人ごみの中で簡単にあえるとは思ってなかったので何かしら運命的なものを感じた。
当日受付には長蛇の列ができていたので、先に準備を進める事にする。
しばらくして西村さんが受付が空いていると教えてくれたので、受付に行く。
一番心配だったチップの装着。
なかなか上手く付いた。実際走ってみないと擦り傷が出来るかどうかはわからない。
多少血が出てもきっと気にならないだろう。
ガードするテープを張るのはやめた。
今年は着替えポイントの袋用にゼッケンナンバーシールが用意されていてスムーズだった。
まず、着替えポイント用の荷物を預けるとYujiさんが声をかけてくれた。
Yujiさんは速いのでたぶんもう会わない。お互いの健闘を祈ってお別れした。
運動靴を片付けて全ての荷物をまとめ、約30分前。いざスタートへ。

ステージ前にプーさんの姿のだれやねんさん発見!
フラスクボトルに参加賞のOS1を少しつめかえる。
去年も私の写真を撮ってくれたヒゲのおじさまと撮影。
スタート後も何度かお会いできた。
早々とスタート地点に並ぶとちょうど目の前に古川君がいた。
凄い偶然~。古川君は3日前に扁桃腺を切ったとこなので、浅茂川漁港でリタイア予定との事。
そしてさらに隣にたもんさんが!たもんさんはおねえさんと合流するため最終関門で待つとの事。
写真を撮ったりおしゃべりしたり、ぼっちスタートの予定が楽しいスタートになった。
今回、娘の同級生のお父さんが参加される。
2人の女の子とお母さんが応援してくれた。お父さんは私より後ろの方からスタート。

スタート直後~1時間ほどは真っ暗。
路面が見えない恐怖があるものの、今年もライト無し。
案外安全なもんです。
暗いのと序盤だから誰も歩かないのとで1回目の七竜峠の登りはさくっとクリア。
予定通り2つのエイドをスルー。
約1時間で明るくなって来た。
今年は浜辺沿いの迂回路がコースになっており、すばらしく美しい砂浜と、打ち寄せる波を眺めながら
最高の気分の朝を迎える。
浜詰めエイドの手前で井出さんに遭遇。エイド寄りますか?と聞くとまだ寄らない。というので私もなんとなくスルー。しばらくお話しした後、お別れ。井出さんはあっというまに先に進んで見えなくなった。

いつものくみはまエイド(16.6km地点)でトイレに寄る。
ここのトイレはめっちゃ綺麗で、裸足でも躊躇せず入れるし、特に女子は空いているのでおすすめ。
(男子はまあまあ並んでる)
ここでも娘の同級生のお母さんたちとあえた。お父さんより私が少しリードしてるっぽい。
梨を食べる。

久美浜湾をぐるっとまわる。途中60kmのスタート地点付近を通過する。のちほどスタートする60kmの選手がちらほら。

「死ぬ気で走らんかい」の黄色いTシャツの人と何人かお話しした。
一人だけ名前を聞いた。丹後関連ブログをあさっていた時に読んだ事のあるカブトムシさんだった。
何度かすれ違った後、先行された。
物覚えが悪くって、一度名前を聞いても覚えられない。2度3度お会いしてやっと覚えられるという脳の許容量です。

夕日が裏の砂浜の手前だったか、どの辺りでか、娘の同級生のお父さんに追いつかれる。

2度目の七竜に向かう、どのあたりだったか、私のブログを見ていただいているらしい去年も出会ってお話しした女の子にあう。かわいい女の子が毎年参加するというウルトラの魔力。。来年もあえたらお名前を頂戴しよう。彼女は先行してすぐに見えなくなった。

2度目の七竜は逆からの登りですこし傾斜がきつい為か、歩く人が多い。
私は歩くと極端に遅くなるから、ゆっくりでも走り続ける。
この夏、小塩山を何度も登った。あの坂に比べたら短い。すぐだ。簡単にクリアできる。そう思いながらなんとかクリア。しばらくして登りで追い抜いた人たちに抜かれるのは気にしない。
私は休憩はほとんどせず、だいたい一定のペースで進んでいく。
走りながら休憩する。以前に歯科医のたけちゃん先生が「歩いてしまいたくなるペースは速すぎる」と言っていたので、歩きたくなりそうだったらペースを落とし、最低限の走りを維持し続けた。

この辺りだったか、もっと後半だったか、
応援で走っているこばやんさんに会う。
来週スパルタスロンにでるらしい。

七竜峠をクリアしたら楽しみにしているうどん。
そろそろお腹も減って来たし、早くうどんが食べたい。
今年はサザンの爆音はなかった。クレームかな?
コーラも無かった。
お腹が減っていたのでうどんは2杯たべた。
娘の同級生のお父さんがマッサージを受けている間にこっそり先行する。
自販機でアセロラドリンクを購入。少し飲んで背中にセット。

ここまではウォーミングアップだ!とはいうもののまあまあ疲れたぞ?
とりあえず元あじわいの郷が生まれ変わった「食の王国」をクリアし、としえちゃんが待っている弥栄の関門まで頑張る。

[ここで一つお詫び]
タイム表のポイント名が間違っていました。
弥栄を弥生と打ち間違えてたのです。ごめんなさい。
その他、登り下りやペース等見直さないといけないと思います。
修正します。

「食の王国」は例年と違って裏側から進入し、去年の進入路へ抜けるという大幅な変更。
そのおかげで辛く厳しいぶつぶつの路面を通らず、ほぼなめらかな路面のコースでするっと通過。
ちょこっとトイレにもよる。
しかし、ここに来てタイムが少しずつ遅延し15分ほど多くかかっている。
次の関門はまだ余裕があるものの、15分も遅れたらゴールが厳しい。
なるべく急いで関門に向かう。

弥栄庁舎(56km地点)でとしえちゃんと再会。
日陰で椅子に座ってウィダーインゼリーを飲む。私はこれが今回正解だった。
甘いジェルは無理っぽいのでリュックにつっこむ。
BCAAドリンクも数口飲んでそれ以上は無理だった。
冷たいタオルで汗を拭き、としえちゃんとは最終関門で再び会う約束をし、そそくさと出発。

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さぁ、いよいよラスボス対決だ!

次のエイドまではゆるめのペース設定になっているので、
遅れた15分を少しでも詰めていきたいという気持ちで進んだ。

どの辺りだったか、この辺りだったか、
夏の愛宕山1周練習会の時に一緒に走った上田さんに抜かれる。
初めてのウルトラ挑戦の上田さんはするっと先行された。

去年お世話になった薬局の人たちが店の前で応援していたので、
大声でお礼を言う!

新中津橋手前(63.9km)に西村さんがいた。
再会の喜びもつかの間、リタイアするとの事。
どうやら食べ物を受け付けなくなったらしい。
彼女は去年完走しているので、当然今年もと思っていたのに残念。

65km前後のところで、ミルクティー購入。
ペットのものが無いため缶(小)を一気飲み。

その次のエイドだったかその前だったかもう記憶が定かではないが、
ハニースティンガーを補給、と思ったらなんか期待した味と違う。
よく見たらショッツコーラだった。がっかり。

ラスボスの碇高原は、七竜に比べて最初はなだらか。
いつまでたってもゆるゆる登らされるばかりでなかなかボス的な坂が現れない。
それどころか、登りきったと思ったらトンネル2個くぐって下らされる。
この登りで近くを走っていた女性を励ました。
「七竜の方がキツいぐらいですよ、だらだら長いだけです。」
10kmもある登りと言われるけれど、実質は最後の一個手前のエイドまでの3kmが勝負だ。
あのきつい坂が永遠に続くのかと距離にだまされるけどそこで心折れてはいけない。

私はこの坂の為に友達に書いてもらったメッセージを携帯していた。
でもすでに心にしっかり刻まれていたので、わざわざ見る事も無く、だいぶ歩いたけど諦めず登りきれた。

この区間はアスファルトがとてもガレていてその面では一番厳しかった。
何度か背中のワラーチの存在が頭に浮かんだ。
でもここまで来て今更履きたくない。
また近くを歩いている赤いウエアの女性を励ましながら進む。
この坂さえ登ってしまえば後は下りかほぼフラットだから絶対間に合いますよ!
ちょっとでも急ぎましょう!
「下りは苦手なんですよね~」
そう言う彼女は坂を登りきって先行していった。

実際、この時もう残された時間はなかった。
70kmの計測地点で万歳して一旦喜んでおいた。

碇の一個手前のエイド「縦貫林道合流手前」をクリアして、少しだけ登り、
その後は碇高原まで下り基調。なるべく飛ばす。
関門に間に合うか、間に合わないか。

碇高原関門(73.8km地点)制限2分前に滑り込む。
そこにたもんさんがいた。誰か友達を待ってるらしい。
砂利が敷いてあって荷物とりにいくのも厳しい。
もう残された時間は皆無。
ウィダーインゼリーを飲みながら進む。

しばらく行くと後ろからさっきの赤いウエアの女の人と一緒にたもんさんが。
そうか、友達だったんだ。
軽く抜かれて2人はすぐに見えなくなった。

下りもアスファルトが厳しい。
一昨年は嵐だったので路面と足裏との摩擦が大幅に軽減された為か、
これほどまで厳しいとは思ってなかった。
厳しいため得意の下りなのにスピードが出ない。

丹後さん、もしよろしければこの区間の舗装を少し直していただくか、
白線を引き直してください。なにとぞお願いします。

ふと前にサンダルの女性を発見。
女性は珍しい。
声をかけてみたら、なんと水都ウルトラで私が声をかけた女性だった。
水都の後にユリカモメにでると言っていた女性。
水都のメンバーに会えるなんてめっちゃ嬉しかった。
あれからサンダルを試してみたらとっても良かったのでずっとこれです。
ビーサン改造のサンダルで快適そうだった。

どこまで続くのか?と思わせる長い下り。
やっと次のエイドに到着。
残り時間を計算。
今回はガーミン1号が最近お亡くなりになったので、
ガーミン2号を単なる時計として使用。
ペースは時計頼りではなく自分の感覚で。
エイドは補給と言うより時間の確認ポイント。

最終関門まであと10km。
行けるか行けないかまたしてもぎりぎり。
左足の甲が小石を踏むと攣る。
しゃがんだりしてみても何度も攣るから無視する事にした。

エイドに寄る度に時間計算。
ぎりぎりだけど行けるかもしれないし行けないかもしれない。
同じ事なら進むしか無い!
私は加速した。ガーミンが無いからペースはわからない。
自分ではキロ7分切るぐらいのつもり。実質もっと遅かったかもしれない。

信号で止まると脚が固まる。
徐々に脚を動かしているうちにまた加速できる。
間に合うか間に合わないか、関門手前に何個か信号がある事は知っている。
半泣きで加速。

丹後庁舎最終関門(87km地点)制限2分前。
必死で加速してなんとかぎりぎり間に合った。
としえちゃんが待っていてくれた。
待望のつみれ汁があったのに、食べられそうにない。
梨を一切れ食べただけですぐにとしえちゃんとお別れした。
後は距離を積み重ねるしかない。
残り13km、1時間45分。キロ8分切らないと間に合わない。
まだ登りもあるし信号もある。
路面が綺麗でフラットなところはキロ6分半のイメージで駆け抜ける。泣きながら。

徐々に日が暮れてこおろぎが鳴き出す。

小学校エイドではおしるこがでる。でも今回はうけつけそうにない。
かなり内蔵に来ている。これ以上燃料は補給できないっぽい。
せめてもと、砂糖とミルク入りのホットコーヒーを飲んだ。
ちょっと気持ち悪い。
小学校横の激坂を歩いてクリア。ここは仕方が無い。

畑のエリアを登る。あぁ、終盤だなぁ。
その後は下りだ。

一昨年の台風のときも時間に追われて激下りだったなぁ、しかし今回は路面が厳しい。
思い描く様なスピードで下れない。
諦めずなんとかやりすごし、路面がなめらかになったら加速する。
琴引浜鳴砂文化館エイド(95.3km)でコーラを一口。
残り4.7kmを35分。だったか?
非常に厳しい。とにかく加速するしか無い。
何十人ものランナーをどんどん抜いていく。
私はとにかくゴールしたいねん。
そしてできればバスに間に合いたい。
そしてできれば時間内にゴールしたい。
そしてできればPB。

最終エイドをクリア。残り1.4km。12分。
歩いてもいけるんちゃうか?
ここで油断したらダメ。信号停止あります。
もう後少しです、頑張りましょう。女子に声がけして加速する。

今年は会場を裏の方からぐるっと回らされる。
ゴールが見えている感じがなんとも憎い演出。

角を曲がったら西村さんが待っててくれた!
この時点でも私は間に合うか不安だった?
「間に合うかな?間に合うかな?」
意味なく半泣きで問いかける。
西村さんがでっかい荷物を担ぎながら並走してくれた。

ゴールゲートの手前で計測マットがあって、通過したらアナウンスで名前を呼ばれた。
安堵。

約2分残してゴール!
やったPBやん笑

ゴールゲート脇にはとしえちゃんがいた。Yujiさんもいた。
わたしはわーわー泣いた。と言いたいところ本当のゴールはまだだった。
せっかく再会したけれどすぐにお別れ。
女子更衣室に上がっていくと、華子さんにばったり会う。
ゴールできたかどうかなんとなく聞けなくて、後から無事ゴールできた事を知る。
最後あえて良かった。

そして、濡れたタオルで全身を拭き、
なんとか着替えてバスに間に合った。

完走証はバスの目の前で出力していたので、
すぐ出ますか?と聞いたらすぐ出せるとの事だったので、
ゼッケンを渡してお願いした。

ここでスマホの電池切れになる。
誰にも連絡できなくなった。

バスに乗って隣の人と少しお話。
もしかしたらグロッキーになるかもしれません。もし、もどしたらごめんなさい。
と念のため報告。
嫌な予感は現実に。
高速に乗るまでの渋滞で気分が悪くなり、
1度目の波はなんとかこらえた。
サービスエリア休憩まではなんとか持ちこたえますと言ったところ、
隣の人が席を移動してくれた。
2人分の席に横になり、なんとかやり過ごそうとするも、
結局、サービスエリアまでは我慢できずリバース。
少し楽になった。
その後、サービスエリアについてもう一度吐くけど、もうほぼなにも出ない。
出発時間ギリギリまでそとで待機して、バスに乗り込む。
60kを8時間ちょいだったかで完走した隣の女の人はとても親切に面倒を見てくれた。
京都に到着して、女の人にお礼を言って、ほとんどの人が降車した時に降りようとしたら、
前の方にいた女の人(ちょっとcocoさん似)が心配して声をかけてくれた。
これから夜行バスで静岡に帰るけれどまだ時間があるからと言って、
なんと、タクシーまで荷物を運んでくれた。
私の荷物はめっちゃ重いので本当にありがたかった。
その女性も昔はよく戻したらしい。最近は腹筋を鍛えて戻さなくなったとの事。
私は腹筋は割れてるんですけどね~。
人それぞれかもしれない。補給計画がまだまだ甘いんじゃないかと思う(量が少ない)。
こんなに見ず知らずの人に深切にしてもらって、本当にありがたい一日の終わりだった。
どなたか知りませんが、ありがとうございました。
ウルトラを走る強くて優しくて美しい女性2人。
いつか私もしんどくなっている人がいたら、手伝えるぐらい強い人になりたい。

そうして私のメインイベントは幕を閉じたのでした。

今年は去年よりもさらにワラーチの人が多かった。
20人は見たと思うので、もっと速いペースの人で10人はいそうだから、
30人ぐらいはいるんじゃないかと思う。
倍々の法則で激増しているので、来年は参加者の1割いったりして。
ま、それは無いか。
なんでだろうね、昔ララムリが走った大会だからかな?
暑いからかな?

コースは舗装が新しくなっているところも多く、
前半に関しては去年よりずっと走りやすくなってた。
気候も曇り~雨~曇り~晴れ~曇りという感じで、最高に走りやすかった。

もちろん、来年も出たいと思った!
丹後さん、最高の1日をありがとう。

懸念していた計測チップの装着は、ヘアゴムを人差し指に引っ掛けて足首でくくるという方法にした。
去年は足首だけでまいて、甲の部分が擦り剥けて血が出たので。
結果は何の違和感も無く快適に走れた。
一つ残念な事は遠目にワラーチに間違えられる事。何人かにワラーチ!と言われた。
逆手に取ると、これだと裸足禁止の大会も出られるかも。。

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足裏のダメージに付いては右足の拇指球に軽微な擦り傷ができたぐらいで、
ほぼノーダメージ。いやいや、「ほぼ」というのは無くしたい。
ノーダメージは非常に難しいけど、他の誰かがいつかやってくれるだろう。

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単独六甲全山縦走20150822

JR始発5:10 須磨浦公園駅6:52着。
いきなり土砂降り。

六甲全山縦走は去年11月にいったきり、9ヶ月ぶり。
ちょうど1年前はあ~様と2人で走ったな。
あの時は異常に暑かった。

この日はその後天気回復傾向とわかっていたので気にせず出発。
全縦走は何度やってもスタートのワクワク感がある。

7:00スタート

スタート直後にカップルの女性にその靴で大丈夫なんですか?
と聞かれる。
大丈夫です。
男性が、
ワラーチとか履かれますか?
ワラーチは年に1回ぐらいで普段は裸足です。
もしかして京都の裸足の人?
はい、京都です。
この間の丹後完走おめでとうございます。僕も走ってました。
そうだったんですか!

というような会話を交わして、
カップルは階段へ、
私は巻き道をすすむのですぐお別れしました。

湿度が高くて滝汗。
高倉台の温度計がデジタルになっていた。
26度だけど、湿度90%。蒸し蒸し。

400段階段も楽に通過。
調子がいいみたい。
月初の東海自然歩道の山行が異常にキツすぎて、
あれに比べるとなんとも思わない。

横尾山の手前あたりで赤いウエアの男性と青いウエアの男性に遭遇。
私を抜いていっては仲間の到着を待つので、また私が抜くと言う感じで、
何度も遭遇。

横尾山に8:13

なんとなくすべって落ちそうな気がして怖かった。
そんな気持ちになったのは初めて。

全山縦走は、1つずつポイントをクリアしていくイベントみたいで楽しい。

この日は降りてすぐのコンビニには寄らず、まっすぐ高取山へ向かう。

菊水山にアタックする前にデイリー山崎跡地でおにぎり一個。
さらに、下水処理場の水道で水かぶり。

菊水山も案外あっさりと登頂。
なんか調子いい?

菊水山山頂10:59

めっちゃ人が多かったので、
アンテナの建物へ。
風が気持ちいい。
ベーコンレタスサンド一個。

赤&青の人に良く会うのでどこまで行くか訪ねた。
宝塚です。
どこまでですか?
私もです。

大龍寺の自販機でリアルゴールド補給。

そして、
市が原に12:00到着。
お茶を買ってすぐ出発。

ここからが一番だらだら長い区間の天狗道。
ちょうど半分ぐらい来てキツい登りが終わる頃、
男性に半分ぐらいですかね~?
と聞かれて、
あともうちょっとじゃないですかとか適当な事を言ってしまったら、
しばらくして半分の目安の案内板に到着。
あぁ半分だった。

赤の人にどのくらいの到着予定か尋ねると
打ち上げが6時半からなので5時半には着きたいと。
わたしは11時間なので6時ぐらいです。

天狗道の後半はそんなにキツくない。
ただダラダラと長いだけ。
掬星台でなんか食べたい。

途中で赤&青のグループのピンクのとても可愛い女子に抜かれました。
後から来たお仲間さんに聞いたところ、
彼女は実業団らしく、他にもう一人いた女子はフル3時間5分と言う、
なんとも凄い女子たちだったのでした。どちらかランニングコーチらしい。

掬星台に近づくと聞いた事のある歌声が聞こえてくる。
嘉門達夫がライブショーをやっていた。

13:00掬星台到着。

たこ焼きでも食べたかったのに、
めっちゃ並んでいて断念。
飲み物だけ買って退散。

どこかでなんか食べたい。
なんとなく食べられない嫌な予感。

食べ物の準備が甘かった。
もっと持たないといけない。

お腹が減ってうごけない~ってのは気のせいと言い聞かせながら進む。
記念碑台の手前の茶店のランチセットの文字が目に入った。
汗だくなので入るのがなんとなくはばかられた。
今思えば、そこで食べるのが良かったかも。
次回はそうする。

へなへなになりながらなんとかガーデンテラスに14:40到着。
冷やしおろしうどんというのに心弾かれたものの、
冷たい物は元気が出ない。
半分ほどしか食べられず、退散。

ここから最高峰まではわりとすぐというのがわかっていたし、
食べたうどんを消化させながらゆっくり進む。

六甲山最高峰に15:30到着。

大学生かしら山登りじゃない男の子たちが記念撮影しようとしていて、
ぐたぐた遅かったので、先に撮らしてもらった。
ついでにシャッターはお願いした。

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最高峰から車道に降りてすぐの自販機で水分を確保し、先に進む。

順調だな。
もしかすると、予定より早く着くかもしれない。
そしてもしかすると初めての10時間台かも。

宝塚まで12kmの看板のところで15:50。
いけるんちゃう?

いつもここからが失速する。
石が多いコース。
舗装路に出るところを一つのゴールとし、そこまで頑張る。
2こ目のガーミンを動作させていて、距離を計算するけれど、
不正確なのでよくわからない。
経過時間を目安に進む。

明るいうちにゴールできるのは間違いない。
ライトはいらない。念のため持ってるけど。

塩尾寺までのルートでは別の青い人を抜いたり抜かれたり。
塩尾寺17:20。
10時間台が見えてテンション上がる私。
小走りで坂を駆け下りる。

そして、ゴール17:40

やったー!初めての10時間台♪

赤&青の人が手を振って迎えてくれた。
なんか嬉しいな。
どうやら私が抜いていった青い人がお仲間さんだった様でした。

最高峰で電話を受けてしまい、電池切れになってゴールの写真が撮れない。
すぐコンビニで充電器を購入しようとするのにしんどいから若い店員さんに尋ねる。
なんかリチウム電池のをかわされたんだけど、充電しないとつかえないから意味が無い。
どうしようかとボタンを押したらついたので、写真を1枚だけ撮る。
1枚撮ったら完全アウトになった。
疲れていた為か、返品するという事が思いつかなかった。

風呂から上がって公衆電話から自宅に無事を連絡。

その後、阪急に乗り込んだものの、西向日と東向日の間で人身事故があり、
みなみいばらきで完全停止。しばらく閉じ込められた。
わたしは対面席にすわっており、足が伸ばせなくて苦痛MAX。
そしてちょっとグロッキーに。。
10分か20分して動き出した。
いばらきで停車。JRで振替運転やってるというから下車する。
しらなかった。阪急とJRの駅の離れ具合を。。
10分か15分あるいてようやくJRに到着。
振替券をもらって電車に乗り込む。

予定より遅くなって心配性のおかあさんが心配しているはずだけど
電池切れで電話できない。

なんとか9時すぎ自宅到着。

お好み焼きを何切れか食べてすぐにバタンキューでした。

《通過タイムメモ》
スタート7:00
横尾山に8:13
菊水山に10:59
市が原に12:00
掬星台に13:00
ガーデンテラスに14:40
六甲山最高峰に15:30
宝塚まで12kmの看板のところで15:50
ゴール17:40

《装備メモ》
salomon AGILE 17
ハイドレ(水を凍らせた後、アクエリアスを凍らせたもの)
行きの電車でフィナンシェ、ハムとチーズがはさんであるソフトフランス。
おにぎり1個、BLT1個、ショッツ1個(いらなかった)
いつもの服、KSO
ライト2個
雨具、地図、ミニコンパス
ハッカ油

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単独六甲全山縦走20141123

JR始発5:10にのるため事前にタクシーを予約しておく。
最寄り駅から須磨浦公園までは約2時間。
須磨まで乗り換え無しなのでうとうとできる。

7:00須磨浦公園スタート。
なんとなく人が多い。
翌日に縦走大会が行われる。
万が一、捻挫とか骨折とかして動けなくなっても早朝には誰かがくる。

おニューのリュックと肌着と靴。
前半は登りがキツくてもるんるん気分。

冬なのに暑くて上にきていたものを全部ぬいで半袖に。
ファイントラックの肌着は暑い。
冬場はよしとしても、夏に着る事は無いな。

おニューのKSOは底が硬い。
石を踏んでもあまりわからないぐらい。

バックパックは…
服を縫いで詰め込んで走り出したらチャックが開いて全部落ちたorz
勝手に空いたのか閉め忘れたのか…
チャックの閉める位置を横にずらしておいた。

前半は塩屋から歩いて来たというおじさんA。
最初は高倉台の団地のところで私が抜いていったんだけど、
馬ノ背の手前で抜かれました。
どこだっただろう、鍋蓋山のあたりで追いついたのでお声がけしてお話ししました。
その日は18時到着予定とおっしゃっていました。
最高峰の手前ぐらいまで抜きつ抜かれつ。
おじさんAは全部ショートカットするので、道路に出る度に会う感じでした。
おじさんAによると正規ルート通る人なんてほとんどいないんとちゃうかとのこと。
菊水山の登りでは毎週登山のおじさんBが先を譲っているのに私の後ろを登ってくる。
おかげであっという間に登りきった。
ラスト12kmのあたりから、朝私が抜いたらしいおじさんCと抜きつ抜かれつ。

食べ物はクリームパンと自家製クッキー。
ちょっと量が少なかった。
掬星台の手前あたりでお腹が減りだし、
掬星台のたこ焼きを買うか買わないか迷った。
ガーデンテラスのうどんを食べようと思い、
たこ焼きはスルーした。

が、その後すぐ空腹でふらふらしだした。
そうだ!今日こそあそこのカレーを食べよう!
ガーデンテラスまでもうもたないし。
そう思ってなんとかたどり着いたら囲いがしてあって閉店してた。
がーーん、ショック。
もうふらふらすぎて走れない。
なんとかガーデンテラスまで行くしかない。
ここからガーデンテラスまで長かった。
歩くので冷えた。

うどんを食べてなんとか回復し、出発する。
あとは最高峰にたどり着いて、帰るだけ。

しかし、今度は食べるタイミングが遅すぎたせいか、
グロッキーに。
せっかく食べたから戻すのはもったいない。
でもそれはそれで仕方が無いなと思いながら何事もなく進む。

最高峰まではそれほど遠くなかった。
最高峰でその辺にいた人にシャッターを押してもらう。

ラスト6~8kmのところで暗くなって来て
ライトを準備していると、二人連れの男性が「ライト持ってない」
と言いながら走り去っていった。
もう真っ暗だし心配で気になっていたけれどゴールしてナチュールに入ると
丁度そこにいたのでほっとした。

櫻茶屋に12:00
ガーデンテラスに15:00
宝塚まで12kmの看板のところで16:00
塩尾寺に17:45
ゴール18:15

11時間15分の旅でした。

温泉に入って吐き気が回復傾向にあってお腹も減りそうだったので
一旦梅田にでてどっかで食べようと思った。

大阪の人が良く行く立ち飲み屋に行く事を思いついて、
ようやく第2ビルの入口までたどり着いたときに日曜日が休みだった事を思い出した。
あー。
仕方なくまた戻り、別の立ち飲み屋に入って一人打ち上げをした。
だいぶ歩いた。30分はうろうろしたかも。
となりに座っていたカップルの会話が誕生日のプレゼントは何が欲しいかとか、
ボート買ったん、6月~9月はウェイクボードするから来いよ、何がいるの、ラッシュガード、わたし泳げへんけど?、水着は競泳用?、ウエットスーツ着る、ウエットスーツいらん、ラッシュガードだけでいい、ラッシュガードはいる…
堂々巡りをしていて…
好き同士だったらほんとどうでもいい話を延々としていても楽しいんだなぁ。

全山縦走したあとに飲み食いできる様になって私もちょっとは成長したかも。

大変充実した楽しい一日だった。

また来年も行こう。

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あ~様と六甲全山縦走2014年8月5日

話は前後するけど、
月初に六甲山全山縦走行って来た。
関東からのお友達、あ~様とのんびりペースで。

単独でない縦走は、初めて全山体験した時以来。
寂しさは無いけれどしんどさは無くならないねー。

あ~様は神戸に前泊、私は京都から始発で約2時間の電車の旅。
朝は4時に起きました。

スタートはなんやかんやして、

7:12

天候は曇り。
風は吹いているけれど湿度が高そう。
いつもの温度計は25度だった。
おや涼しいやん。と勘違いして進んだら、暑さにやられたっぽい。

補給のタイミングが上手くいかず。。
せっかくのコンビニであまり食べる事ができなかった。

あ~様は最初の登りと階段でやられたらしく、辛そうだった。

8:30

馬ノ背に到着。
この景色はテンション上がるね!

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下水処理場でついに水をかぶる。
湯気の出そうな頭をしばらく冷やしました。

11:40

菊水山山頂到着。
しばらく横になって風に吹かれる。
暑すぎて辛かった。
しかも、水分の準備が十分でなく、大龍寺の自販機までさらに辛い時間が続いた。
大龍寺の自販機でトレランが初めてだという男性とお話をしました。
最近マラソンを始めたところで、トレランというのがあるのを知って、
今日初めてトレランしてみたという事でした。
初めてで全山!?というと、
むかし、全山縦走したことがあって、その時は大した事ないと思ったらしい。。

聞くと、ライトを持っていないという事なので、
私たちと同じペースでは宝塚は厳しいですよ。
と言いました。
天候も悪いし、きっと真っ暗になる。
男性は先に出発しました。

今回はガーミンも使ってないし、写真もあまり撮ってなくて、ポイントの時間が不明。
あ~様にガーミンのデータを見せてもらった!

市ヶ原は平日という事もあり、ほとんど人がいませんでした。
しばらく休憩して進みました。

長い長い天狗道。
一人じゃないからかいつもよりは短く感じました。
掬星台の少し手前で男性に追いつきました。

掬星台は雲の中でした。

ここで私はまたまた水かぶりをしました。
しかし、雲の中で涼しく、冷やす必要もなかったのかも。

掬星台からの道が霧深い事もあり、わからないというのでしばらく男性と同行しました。
このあたりから男性は遅れがちになり、もうあう事はありませんでした。
道も知らなかったらわからなくなるだろうし、
ちゃんとリタイアできたのかとても心配になりましたが、私より大人だからきっと大丈夫だろう。

わたしはエネルギー切れの状態が続いてふらふらだった。
とにかく、ガーデンテラスでうどんが食べたかった。

淡々と舗装路を走り、ゴルフ場をぬけ、たどり着いた。

16:40
ガーデンテラス。

なんと、フードコーナーが終了していた。。
初めての経験。平日だからか?
今調べてみたら19:00(LO)って書いてあるやん!
天候が悪すぎたからか。
なんせ、霧で視界5mだもんね。

手がぶるぶるしびれるぐらいお腹が減っていて、
レストランが空いていたのでそちらで一服した。
私はめん類が食べたかったし、もうそれだけしか考えてなかったから、
洋食が受け付けられなかった。
しかたなく、豆のスープと野菜サラダを少し食べる。

ここでリタイアする?
でも、せっかくここまで来たからには最高峰いっとこか?

となったけれど、最後の細かいアップダウンはこたえる。
しかも、小雨で霧深いし、笹の中を進むのは怖い。
この前、トレランの男女とだいたい同じペースで私がだいぶ先行していたのに、
最高峰までのアップダウンで舗装路にでると、舗装路の方から走ってくるのに出くわしたという事があった。
舗装路の方が早いんかな~というのを今回試す事にした。
初めて通る道なので何回も地図をみながら、舗装路を進む。
確かに早くて楽チン。かなり時間短縮できたと思う。
でも結局、行き過ぎてしまった。
すこし戻るかたちで最高峰に立ち寄る。

なんか、建物ができていた。

17:40

ようやく最高峰で記念撮影。
かなり遅いな。。

そこからも、霧深く、車を恐れながら舗装路を進む。

宝塚まで12kmの看板は字が消えかかっていた。

霧が深く、分岐がわかりにくい。
せっかくのRUN区間だったけれど、ここで遭難しても笑えない。
早足でひたすら歩く。
5キロほどすすんだら暗くなった。
ライトを付ける。

霧深くさらに見えづらい。
注意深く見ないとコースがわからない。
ちょっと怖かった。(本当は危なかったのかもしれない)

途中でガサゴソっという音が聞こえて、
そこからは大きな声をだすようにしながら歩いたり
ときどき霧が晴れて走ったりした。

なんとか塩尾寺に到着。

あ~ちゃんは元気そうだったけど
私はスタミナ切れで死亡寸前だった。
ベンチでひっくり返った。
数分後、耳元で蚊の羽音が聞こえ、出発を余儀なくされた。

最後の下りが限界を超えた私の足にはキツすぎた。

21:00

ローソン着

約13時間50分の旅となりました。

なんと、宝塚温泉が休み!!!!

私は温泉に入らないと回復できない。
死にそうになりながら駅へ向かい、
あ~様が京都駅へ行くので途中まで一緒に行く事にした。

雨と汗と泥でぐたぐたになったまま、
なんの飲み食いもせず、
電車に乗って帰ったのでした。

過酷な1日でした。

でも翌日には苦痛の部分はきれいに忘れ去られていましたとさ。
おしまい。

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2013歴史街道丹後100kmウルトラマラソン 当日

【結論】13時間59分59秒で完走しました。

注意:無駄に長いです。

今回は何があっても完走したい!
そのため、リュックにzem(アクアシューズみたいな履物)を背負いました。
10日前の天気予報から、どうやら曇るらしいという事で、
これはもう裸足でやるチャンスに違いない!とテンションがあがりまくりました。

去年は灼熱の丹後。路面の温度が熱すぎたのが直接のリタイア理由ですが、
暑さの中を走りきれる走力も体力もありませんでした。
今年ももし灼熱だったらゴールは無理だったと確信しています。

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計測チップですが、去年ワラーチで走られた知人が普通のチップを足首にまくのでも認識するという事だったので、足首にゴムで巻き付けて体育館の中をうろうろしてたら係の人に止められて、オレンジのチップに交換してもらいました。
去年はそれをよくわかっていない係の人に渡され2個付けて計測が失敗しました。
オレンジのチップは1個で良いのです。

ちょうどワラーチの女性とチップのくくりかたについて話していたところだったので、先ほどの人はお友達ですか?と聞かれいいえ知らない人です。というと、その後MCの人が何度も「裸足で走られるランナーがいるそうですが、計測チップはオレンジのものでないといけないので受付までお越し下さい」となんども繰り返し言われました。
しかし、裸足で走る人はたぶん私だけでしょう。
結局ワラーチの人のくくり方でも計測できていたんだと思います。

当日は雨。さらに台風も近づいているなど、後半の荒れ具合が心配なスタートでした。
去年は100円均一のハンドライトがいまいち明るくなかったので、
今年はPetzlのヘッドライトを点灯して走りました。
ライトが活躍するのはほんの1時間程度なのですが、なるべくダメージを少なくしたいので付けました。
正直なところ無くても良かったかもしれません。

雨の場合、路面と足裏の摩擦はとても軽減されます。
だいたいの路面では快適で最高でした。

緑のウエアーの男性に声をかけられました。
彼は過去4回完走しているそうです。
去年の灼熱の丹後も完走されたとの事で。
その時、このペースやと厳しいと言われました。
そんな殺生な..まだ序盤なのに。
私はその後、残りの体力温存とか後先考えず、できるかぎりペースアップしました。
その後もなんどか会ったのですが会うたびに厳しいと言われて正直ちょっと嫌でした。
でもその言葉のおかげで実力以上に踏ん張る事ができ、奇跡的にゴールできたと感謝しています。

去年のダメポイントは2回目の七竜峠。
私は歩くのが遅いので、走る。ほぼ全部走ったと思います。
周りの人は歩いてました。
そして下りは飛ばすのが難しい。
スピードが上がると石を踏んでしまうこともあるし、だいたい山の道路は粗くなっているというのが一般的だし。
下り技術についてはわたしなりに研究しました。
上半身の位置は上下させず、膝と足の付け根が少し曲がった状態で衝撃をバネで吸収しながらくるくるまわす感じ。右足ついたら水面に沈む前に左足をだすというイメージ。

下り用の筋肉は2回の六甲全縦で鍛えられているはずなので、慎重になりすぎないようにできるだけとばしました。

エイドは各1分みていましたが、30秒以内に済ませたと思います。
最初の混雑するエイドは2個スルーしました。
好物のうどんエイドも1杯だけにがまんし、長居せずすぐ出発。
休憩は走りながら。

うどんエイドまでは貯金が20分ぐらいできました。
この貯金が碇高原でほぼなくなるのですが、
もともとぎりぎりゴールの計画でしたので、計画通りです。

うどんエイドからあじわいの郷までは去年リタイアしたので通れなかった場所です。
歩道の路面が粗いため、本当はダメだけど道路の白線を走りました。
あじわいの郷の中の最初の舗装もひどいものです。坂になっているので滑らない為にそうされているのでしょうが、巨大ヤスリ状態です。しかし、オール裸足を目指しているため、そのまま進みます。ちょっとズルをしてバラーのアーチのレンガの道も利用しました。
思ってたよりサクッとクリアしました。

碇高原は一気に登りきる訳ではなくまず小さいキツい小山を登ったら下ります。
この坂は相当キツいので早歩きで登り、登りきったら約1キロ下るのでスピードを出します。
その後、登りに入りますが、エイドは4km弱ごとに2個あるので次のエイドを目指す事だけ考えます。
標高は400mですが、分割するので諦めなければ登りきれます。

70km地点で万歳しました。
裸足での最長距離更新です。
関係ないけど横の男の人にそう言いました。

登りきったところで、次の関門まで残り15kmの2時間。
貯金は4分に減っていました。
例の緑のウエアの人は厳しいと言います。
別の人はいけるでしょうと言います。
なぜか、預けた荷物がありませんでした。
私の補給どこいった~~?

という事で私は諦めずになるべくスピードアップして進むという選択をしました。
標高が上がった分、一気に寒くなり冷える。
長袖ハイネックシャツを取り出し、着用。
それでも冷えるので100均雨合羽をさらに着用。

脚にも疲労蓄積し、もう動かないんじゃないか?というぐらいだけど、
ゆっくりペースで走り始めると徐々にアップしていける。
今日のチャンスを逃したらいつゴールできるかわからない。

もう脚が壊れても脚の裏がずたずたになったとしても絶対ゴールしたい!
2年前だったか、テルさんが制限時間1分後にゴールされた。
わたしもそうなるのか?
いや、1分は今からだったらまだ短縮できる可能性がある。
息が苦しいけどスピードアップ。
前の人を一人ずつ抜いていく。

そしてラストの関門に3~4分前ぐらいに到着。
関門突破!よっしゃぁ~。

つみれ汁は無かったのでお湯に砂糖と梅干しを入れたものをいただきました。
長居は禁物。
ラスト13kmを2時間弱。いけるかいけないかぎりぎり。
計算すると気が遠くなるので次のエイドまでを予定時間よりなるべく早く到着する事を目標にし、進む。
ラスト13kmからエイドではエイドの出発時間をラミネートの計画表で確認。だいたい2~3分ありました。

最後まで油断できないのがこの大会。
ちょっとした登りがあります。
小学校でお汁粉をいただいたら、
もうひと登り。
その後下りがあり、あとは平坦です。

もう無我夢中。歯を食いしばり必死の形相。
あごが上がった状態。目は半分閉じている。

ラスト3キロ。
キロ8分弱ですすめばゴールできる計算。
しかし信号での停止などがある。
なるべくとばす。
諦めて歩く人がいる。
私は諦めない。
たとえゴールが閉じられてもなるべく早く到着したい。
いや、どうせなら間に合わせる!!

もう足裏の注意とか慎重に接地するとか考えない。
とにかくできるだけ脚をまわす。

ゴール目前。
真っ暗なのでだれも裸足はわからない。
もう間に合う。

カウントダウンが始まり、なんとぎりぎり残念~と言われる。
すぐに「あ、間違いでしたまだいけます。」とカウントダウン再開。
猛ダッシュで制限1秒前にゴール。
川内さんのように、倒れ込みそうになった。
しかし、バスに乗らないといけないんです。

たくさんの人が祝福し握手してくれた。

裸足での100km完走。
ついに、ついに実現できました。

それと、このブログを見てるという人に何人か声をかけていただきました。
ありがとうございます。
裸足ランニングの詳細は、日々jognoteに記録しています。

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単独六甲全山縦走2013年8月24日

丹後に向けて最後の山トレ。
この時期のロングは苦手なので、長時間運動として。
山なら途中でやめたくなる事も無いし、最後まで行ける。
山は楽しい。
特に六甲全山縦走路はとても整備されていて危険な箇所が無いし、
安心して歩ける。

当初は日曜日に行くつもりで準備していたけど、
旦那さんが土曜日にしろ!と前日の晩に言い出して、あわてて準備してハイドレが凍りきらなかった。
結果的に土曜の方が雨が安定していて日曜日の朝は大雨警報が出る荒れた天候となったので良かった。

目標は10時間台。

駅を降りたら普通に雨でちょっとげんなりするけど、かっぱを着てゆっくり登る。
登りきらないうちに暑くなり、すぐカッパはしまう。その後カッパは最後まで必要なかった。

雨なので人は少ないけど、いる。

須磨浦公園駅にいた男女ペアと掬星台すぎたあたりまで、抜きつ抜かれつした。

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縦走路のはじまりは、うきうきするような森の小道。
少し楽しんだら闘志をわかせる400階段。
変化があって飽きない。

大龍寺の自販機で男女のペアと一緒になった時、
女性に、
「どこまで行くんですか?」
と訪ねたら
「宝塚まで」と。

私も宝塚まで行くけど12~3時間かかっちゃいます。
というと、
「いっぱい休憩して9時間で行けた事ある」
「このペースだと10時間で行けるよ」

走れるところはなるべく全部走るというのが今回の目標。
疲れている身体でもそれなりのペースで走れるかどうか、
丹後の灼熱とは条件が違いすぎるけど、想定ペース内で走る事ができた。

少しは走れる身体になってきた様です。

最高峰を超えて、その後はすり減ったKSOの足裏に石や砂利がつきささり、
走りやすい斜度なんだけど思うように走れない。
ダイトレで会うYさんの様にドラえもん走法でと頭で描くけれど
そんなうまく行かないです。

石のある下りだけ足裏の厚みが欲しいなと思ってみたり。

17:48に塩尾寺に到着。

ここからは舗装路だけど坂がきつすぎて私には走れない。
とぼとぼ歩く。
ローソンまで30分弱かかった。

11時間15分。
前回は11時間50分だったので若干短縮できた。

そして今回も明るいうちにゴールできた。
初めての雨トレランだった。
後半、足がふやけてか時折ヒリッとするので、
あぁ、これは皮がめくれたかな。と思ったけど、脱いでみても大丈夫だった。

KSOは風呂上がりに履いて帰るのがいやなぐらいどろどろになっちまった。

来週は最後の悪あがき。
ロード50kmをやって丹後の調整はおしまい。

これぐらいやっておかないと私の場合はとてもゴールできないレベルなので。
ただし、直前になるので絶対故障しないように、強すぎない運動で。

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単独六甲全山縦走2013年7月21日

またまた一人で六甲全山行ってきました。
久しぶりのロングトレイルなので、前もって2回ほど軽く裏山に登っておきました。

JR始発に乗って2時間の旅。寝てましたが、今度はホームで転ばない様に気をつけました。
小走りで乗り換えてなんとか7時前に須磨浦公園に到着し、
すぐにスタートしました。

翌日が丸一日外で仕事予定だったため、今回は無理のないように、ゆっくりゆっくり。

ハイドレはポカリを水で1.5倍ほどに薄め、凍らせておきました。
去年は水が気持ち悪くなったので、がぶ飲みしないように注意しながら、
筋肉痛にならないように、そろそろ登りました。

栂尾山の山頂でトレラングループに遭遇。
仲間のうちの一人がどうやらダメらしいという事を話していました。
先に行こうとしたら、そのグループがぞろぞろ出発するようだったので、
脇にどいて、先に行ってもらいました。

横尾山ではスタート時から抜きつ抜かれつだった2人組の男性のうち、一人が先に進んで座っていたので、シャッターを押してもらいました。
その際、男性達はどこまで行くと言ったのか忘れましたが、
須磨でイルカを見て帰ると言ってました。

東山を降りたところの公園で1回目の頭水。

デイリーヤマザキが去年末で閉まったので、少し早いけど、
東山を降りた、横尾のコンビニに行きました。
先ほどのトレラングループがわらわらいました。
私はそうめんを一気食いして、ガリ梨を食べながら進みました。

高取山の山頂付近でさっきのトレラングループの一人が足を攣っているようで、
さかんにストレッチしてました。

横を通り過ぎて下りましたが、途中でグループの人に、「上で足を攣ってるみたいです」と伝えました。
去ろうとしたら私の足を見て「五本指ですか…」「もしかして裸足でマラソン走る人ですか?」と聞かれたので、そうだと答えると、
なんと、友達の同僚さんでした。

私は先行したのですが、その後も何度か一緒になり、
いろいろお話ししました。
なんでも、八ヶ岳スーパートレイルの翌週に丹後ウルトラにでるので、
超回復できる身体作りをするため、毎週のように全縦走しているとの事。
ひえ~。
先週は8時間ほどで宝塚到着だったそうです。

菊水山の手前の下水処理場で2回目の頭水。

菊水山の登り口でおにぎり一個消費。

神鍋山だったかで私は先行させていただいて、それ以降は会いませんでした。

大龍寺の手前の自販機でお茶購入し、リアルゴールド飲む。

市ヶ原でトイレ休憩&スポーツ羊羹一個をお茶で流し込む。

休憩時間は飲む間とか食べる間のほんの少し。
後は歩きながら休憩。

長い長い天狗道を経て掬星台へ。
途中、トレラングループの最後尾に居たストックの人が激走して抜いていきました。
掬星台で3回目の頭水をしてストックの人と挨拶し、リアルゴールド飲んで
先行しました。

掬星台を超えてからはおなかが減ってきました。

昭和のカレーを食べるか悩んだけど、ガーデンテラスまで行ってうどんを食べる事にしました。
ガーデンテラスまでは長かった。

うどんを食べて再出発。

そこからは孤独な道中。
ほとんど誰にも会いません。
途中、女の人が単独でうしろから激走してきて去っていきました。

後は、挨拶しても答えない女の人とか、、

最高峰を目指して進みます。

最高峰には若者がわらわらとたむろってたので、シャッターを頼みました。
滞在時間30秒ほどで、下山。
さあ、帰る!

ここからも長かった。
雨が降ったら嫌だから、急ぎます。
足底筋がなまりすぎていて痛い。

ライトいるかなぁ~

残り10kmぐらいのところで雨が来ました。
ちょうど舗装路にでたところで、そこそこ濡れましたが、
山に入ると雨は防げました。

目標は10時間台でしたが、すぐに10時間経過しました。
じゃあ、11時間台。
無理かな、12時間台でもいいか。またもう一回やるし。

結局、ライトは使わず夜景も見れず少しテンション下がりましたが、
お寺の名前のふりがなが読めました。

えんぺいじを超えた舗装路の脇に、山道が見えました。
そちらでも行けそうに思えたけど、とりあえず舗装路を下りました。
きつすぎる坂です。

19時前にローソン到着。11時間50分の旅でした。
上出来。次回は10時間~11時間前半を目指す!!

そして丹後の翌週の神戸アクアスロンに申し込みました。
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